2012/01/28

国際保健の介入デザインと実施方法

新学期に入ってから2週目が経ちましたがすでに疲れてきました。だって一日3教科かあるいは2教科あるから。。。予習復習するのに時間とのにらめっこです。

今学期取っている科目は選択科目が多いのですが、その中でも毎回なるほどーって思わせられるのは「Design & Implementation of Global Health Interventions 」(国際保健の介入のデザインと実施方法)という授業。

授業を教えるのは国際NGOのWorld Visionで長年勤めるモロー先生。大学に春のセメスターだけ教えに来られます。その彼の授業がおもしろいこと。やっぱり実務経験が長いからでしょうか。授業もイキイキしています。

この授業をはじめに受けていれば、私のタイでの活動はもっと変わっていたかもしれないとも思えます。

例えばプロジェクトを立案する前に考えること。

自分が属する団体の長所、短所、他の団体の動き、チャンスは何か(チャンスの例では、A団体はマラリアのプロジェクトをしています。グローバルファンド(マラリア、TB, AIDSがメイン)で資金を獲得するにあたってはA団体が有利)。*SWOT Matrix with Impact Ratingsを使用。SWOT: Strengths, Weakness, Opportunities, and Threats.

自分の団体の任務は、目的は何か?それをもとに戦略を考え、計画を実行する際のモニタリング方法まで立案。そして計画の実行。

なんだかうすぺっらく書いてしまいましたが、興味のある方はUSAIDがだしているHealth System in ActionのChapter 4をご覧ください。
http://www.msh.org/Documents/upload/msh_eHandbook_ch04.pdf

この授業はもちろんグループワークベースです。そしてディスカッション多し。もうひとつのPopulation Studiesもディスカッションばかり。まだまだ恥ずかしいですが、徐々に人前で発言することになれてきました。今学期でディスカッションの能力もあがればいいな~。

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