最近MPH関連のことを書いていなかったのですが、衝撃的なことを発見しました。
チュレーンのMPHの授業料が来学期からまた上がります。1単位1,023ドル。日本円(1ドル=80円として)でおよそ81,840円。前学期は9,430ドル(日本円で約75440円)。大学経営の寮費もStudioタイプの部屋は810ドルから843ドルにこっそり上がってたし。
米国の大学院の授業料は下がることなく、毎年上がり続けています。これがどれだけすごいことか以下計算します。
MPHを取るために必要な単位数 45単位×1023ドル=46,035ドル(日本円にして約3682,800円)
それだけでなく、大学院生として施設利用費、学習テクニカルサポート費などいろいろ合わせると、1セメスターにつき最低1000ドル(約8万円)を払わなければなりません。
加えてアメリカの学生保険は年間1300ドル(約10万円)くらいを支払う必要があり、全てを2年間で卒業する見込みで合わせると・・・
授業料 約370万円+(セメスター維持費8万円×4セメスター)+(生命保険10万円×2年間)
=約422万円です。
これは生活費抜きです!航空券も教材費も家賃も携帯電話代も抜きで、こんなに高額なお金が必要になります。そして今円高なので1ドル80円で計算していますが、円安になるともっと高くなります。
よく、知人を通していろんな方から、米国のMPHに行きたいのですがどうしたらよいですか?と連絡がきます。
以前にも書いたのですが、①英語力、②経済力、③やる気と答えています。
米国恐ろしすぎるほど授業料高すぎです。私はロータリー財団の国際親善奨学生としての奨学金の他に、実は特別枠で他の財団より給付の奨学金をいただいています。これらの奨学金と自分の貯金がなければ、MPH進学はできなかったと思っています。
このブログを書く一つの目的としては、これからMPHに進もうかと思う人に役立つ情報を提供することにあります。
ロータリーの奨学生制度は今年度で終了してしまうので、残念ですが、MPH進学のために皆さん他の奨学金を獲得することをお勧めします。奨学金に受かるためには、事前に英語のテストをクリアしておくことが必須です。それでもなければ、よっぽど貯金があることやお家が裕福または、銀行から大金を借りない限り、米国のMPHは難しいです。
私のMPHのアメリカ人の友人が言っていた言葉。
「アイコ、卒業するまでに僕が連邦政府から借りているお金の額知ってる?9万5千ドル(約800万円)なんだよ。学生ローン返すのに20年くらいはかかるね。」
卒業した途端にローン地獄。ひぃ~~~。
藍子さん
返信削除いつもアップデートされているのを楽しみに拝読しています。
メタオ・クリニックに関することやそちらでの生活について書かれている記事を読むと、なつかしくいろんなことを思い出します。想像力ってすごいですね、遠く離れていても、匂いとか感覚とか、今感じているような錯覚になります。
藍子さんの影響もあって、留学するわけではないのですが、英語力を確かめるためにTOEFLのiBTを受検することにしました。今までいかに「テキトー」に勉強してきたかがよく分かります。
また、いろんなこと、藍子さん目線で教えてくださいね。応援しています。
まこさん、いつもコメントありがとうございます!わかります。私も日本、米国にいるときに、メソトやメータオの写真を見ただけで匂いや感覚を感じていました。不思議ですね。
返信削除まこさんもiBT受けるのですね!先生がテストを受けるの知ったら生徒さん達びっくりされるかも(笑)。私は米国の大学院のテストGREの受験勉強を5月末からずっとしています。自分を律して勉強するのは大変ですよね。お互い頑張りましょう!