2012/07/12

統計ソフト Epi Info

メータオ・クリニックの実習ももう残り3週間を切りました。時間がたつのはとても早いです。

今はKAP調査で集めた152名の質問票の回答をEpi Info7というソフトウェアを使い分析しています。Epi Infoは米国の疾病予防センター(CDC)のウェブサイトから無料でダウンロードできる統計ソフトウェア。あまりにもかっこよくなんでも簡単にデータが処理できるのでほれぼれしています。

Epi InfoのVisual Dashboardはこんな感じです。iPadのようです。



Confidence Interval(95%CIとか論文で見たことある人いるかもしれません)がちょちょいのちょいで出てきます。

この分析のEpi Infoをこなすまで2日間かかりました。はじめはなんでこんな時間かかる調査をし始めたのだろうと、げっそりしていました。どっかの国際機関やNGOでインターンをするという実習にしていればこんな苦労してデータ集めて、レポート書いてってしなくてもよかったのにと思ったりしました。

今メータオの実習のプリセプター(実習指導者。指導教授はもちろん大学院のマーク先生)をしているのは、メータオの長年ボランティアの米国人医師テリー先生。彼はカリフォルニア大学医学部の助教授でもあり、教えるのがとてもうまいです。MPHもカリフォルニア大学バークレーでとり、公衆衛生専門家として、カリフォルニア州立の保健省で10年以上働いていました。

彼なしに私の研究調査は達成できなかったと思います(まだ最中だけど)。

「こんな調査でへこたれていたら、博士課程には進学できないよ!」とテリー先生より喝をいただきました。

確かにごもっとも。たかが修士の調査でギャーギャー言ってはだめだなと反省するこの頃です。

分析、評価して7月末にワークショップ、結果報告会を開催し、8月はじめより3週間アフリカ(ケニア&ザンビア)です。アフリカは学校の授業と休暇です。今の調査終わらせないとアフリカには行けないわ・・・。



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