2011/09/24

Language Partner

やってきました。週末!今週末は宿題と来週にある中間テスト(Mid Term Exam)の勉強をしなければいけません。今日は友達とプールに行ったりと何もしていませんが明日からがんばります。金曜日くらいは勉強から離れたい。

今日、嬉しいことがありました。大学院のPublic Healthの学内で、Language Partnerとシステムを留学生のために先生が立ち上げてくれました。留学生の英語の手助けを同じ学内の生徒がボランティアとして助けてくれるというものです。

私は英語でエッセイを書いて、そのエッセイをそのまま先生のもとへ提出するのは極めて自信がなく、このシステムに申込みました。

私のパートナーとなってくれたのは同じMPHコースの1年生であるアメリカ人の女の子(アフガニスタン人とアメリカ人のハーフです)。

彼女はなんとPeace Corpsというボランティアを通じて、私と同じ時期に2年間タイに住んでいたというのです。なんという偶然!

二人でタイの話でかなり盛り上がりました。彼女も私と一緒でタイが恋しいようです。もちろんメソト(タイ・ビルマ国境の町)も知っていました。これから彼女にエッセイをみてもらったり、英語で困ったときは彼女に相談する予定ですが、気が合う友達に巡り合えてとてもラッキーです。

さてさて今日はこれで寝ます。明日からがんばろう。

2011/09/20

フレンチマーケット

勉強の大変さばかりを言ってしまいますが、読めども読めども次から次へとリーディングが増えます。

これ日本語で書かれたリーディングだとしても大変な量です。私の取っている授業がまたリーディングが多い。受験生のように机の椅子にずっと座っています。図書館は24時間なのでみんな深夜になっても数人は勉強しています。私はさすがに0時前には帰ります。明日のために充電せねばなりません。

今日のSocial and Behavior Aspects of Global Healthの授業では抜き打ち小テストがあり、やられました。クイズというものです。これは最終スコアには10%ほどしか影響しないのですがそれでも抜き打ちは感じが悪いな。。。

最近のブログが勉強のことばかりなので、週末に行ったフレンチマーケットと日本食屋さんの料理を紹介します。
フレンチマーケットはフレンチクオーター内にあります。うちの寮からは徒歩20分くらい。1791年のアメリカ最古のマーケットらしいです(地球の歩き方参照)。

フレンチマーケット入口

マーケットでは野菜等が売っていますがフレンチクオーター内なのでやや高め。どちらかと観光客向けかもしれません。私は大学のシャトルバスで大型スーパーに行って野菜は買いだめしています。

マーケットの中は服や小物等いろんなものが売っています。特にワニの置物!

                 ジャクソン広場内にあるセントルイス大聖堂。

最後に週末の昼に友達と食べにいった日本食。米国に来て初日本食レストランに行きました。思ったよりおいしかったです。ニューオーリンズが海の近くで魚介類が新鮮だからかもしれません。

現地時間深夜0時です。明日はEpi(疫学)です。だんだん難しくなってきました。予習の理解度は50%くらいだけどもう寝ます。。。

2011/09/17

怒涛の1週間

映画を観に行ったり、友達とごはんに食べに行ったりたまに息抜きはしているのですが、勉強は本当にやばいです!

今日でやっと一週間が終わりました。あっという間に終わってしまいました。

予習にかなり時間がかかります。特に保健システム系の授業のリーディングの量が多い。先生が事前に提示した読み物を全て読もうとすると夜中になってしまいます。もちろん全力をかけて読んでいるつもりですが。

特に、しつこいようですが自分に関係性がない分野(米国の保健システム)になると特に時間がかかります。何度も何度も読んでも頭に入ってこない。きっとぴんとこないからです。

先週の米国の保健システムの授業はチンプンカンプンだったので先生とTA(Teaching Assistant)にメールをしました。どうやら私だけが混乱しているようでなく、他の留学生もこの授業についていくのが大変だということで来週に留学生向けの特別授業を設けてくれることになりました。

頼みます。これでわからなかったらどうしよう!今月末にこの保健システムのMid Term Exam(中間テスト)があるのです。それまでにおいつかなければ。。。来月上旬はEpidemiology(疫学)のMid Term Examがあります。

ずっとパソコンの前か教科書を読んでいるかという状態が続いており、暇あるとFacebookやインターネットサーフィンをしてしまう始末。週末は気晴らしに少し出かけて外の酸素を吸いにいかねば。

2011/09/15

映画「CONTAGION」

ずっと楽しみにしていた映画を本日みることができました!
映画「Contagion」(感染)!

Tulane大学の学生は4ドルでみれるという破格の企画があり、みることができました。さすが金持ち大学です。

公衆衛生を学ぶ人は絶対みてほしい映画です。以下URLをつけています。

http://contagionmovie.warnerbros.com/index.html#/home

日本で数年前に上映された「感染列島」に少し似ていますがCONTAGIONのほうが臨場感があったと思います。2009年に世界を襲ったH1N1インフルエンザを思い出しました。

未知の感染症に挑むCDC、WHOのスタッフ。私の好きな役者さんが勢ぞろいしていました。ジュード・ロー、ケイト・ウィンスレット、グフィネス・パルトロウ、マットデーモン等々豪華な俳優陣。

日本でもう上映されているかどうかわかりませんがぜひチェックを!

こんな映画をみつつも、勉強は忙しいです。やばい。グループワークや宿題とやることが多いです。
映画をみて元気がでたので、また勉強頑張ります!

2011/09/12

September 11

現在、ニューオーリンズ時間9月11日夜9時。

米国の各地では9.11テロの哀悼セレモニーが開催されています。

10年前のあの日、私は看護学生1年生でした。学校の帰りに最寄駅内にあるテレビ画面でビルに突撃する飛行機をみて、呆然とたちつくしていたのを覚えています。これは映画か?ドラマか?

あの頃を振り返ると、まさか自分が米国に住むなんて想像もしていませんでした。
9.11から米国の対テロ戦争がはじまり、多くの米国兵士が派兵され戦死し、またアフガニスタンに住む罪のない人々の命が失われてきました。

9.11に関連する本をたくさん読んできました。アフガン派兵後のPTSDに苦しむ兵士たち。実はブッシュ元大統領が作ったテロなんではないかという恐ろしい本までありました。9.11から戦争という道を歩み進めてきた米国。私にはその意義を見出せません。

また忘れていけないのは今日で震災から半年が経ちました。

約半年前にみた被災地の光景は今でも鮮明に焼き付いて私の脳裏から離れません。一種の軽いPTSDのような症状かもしれませんが今でも震災の夢をみます。少し壁が揺れただけで米国にいても通常よりも反応している自分に気がつきます。

3月11日を境に2万人近くの尊い命が失われました。予期せずに、あの日の震災で愛する家族、恋人、友人等を亡くされた方々。今も避難所で暮らす方々。復興に汗を流す被災地の方々。そして今米国で勉強している自分。今この瞬間の命に感謝し、私が精一杯できることを悔いなくしたい。そう思わずにはいれません。

来月、うちの学校(おそらく公衆衛生、熱帯医学部対象)の生徒会で、東日本大震災の緊急医療援助活動について発表させてもらうことになりました。
微力ながらも自分のできることをしていきたいです。

2011/09/10

New Orleans Seafood Festival

今週の授業が今日で終わりました!嬉しいー♪

今日の授業はPrinciples of Health Systems Administration and Managementという授業。とっている授業の中で一番過酷です。まじでやばい。予習をしたのに教授が何言っているかわかりません。私の問題だけでなく彼のしゃべり方にも問題があります。ぼそぼそ話すから聞き取れない。

授業の内容は主にアメリカの保健システムについてです。民間保険などもはいります。アメリカの保険システムは複雑で日本のような生活保護、国民皆保険から民間の保険まで様々。とりわけ民間保険が有利にたち、保険が市場化しています。高い医療費を払えずに破産する人も多いのが現状です(興味がある方、堤末果さん著「貧困大国アメリカ」読んでください)。

この授業は必須科目。避けてはMPHを取れません。でも国際保健を勉強しにきているのに米国のシステムを学ばなきゃいけないのか不満なのが正直ですが(クラスでは米国の学生が90%を占めるので文句は言えないけど)。秋のこのセメスターはこの3単位の授業に私の大部分の時間を捧げてしまいそうです(涙)

さて授業が終わり解放された今日は友達たちとNew Orleans Seafood Festivalに行ってきました。

ビック・バンドを聞きながらかき(Oyster)を食べましたよ!8ドルなり。安いです。6~7枚かきが入っていました。めっちゃおいしかったです。幸せ。Oyster Festivalという祭りもあるらしい。行かねば。

               かきを焼いています。匂いにつられ並びました。

かきがいろんなスパイスとともに焼かれて激うま。

ビックバンド。ジャズ発祥の街New Orleansならでわです。

2011/09/09

勉強の取り組み

今週から授業内容は、イントロから本格的になっています。意外に一番おもしろい授業が疫学。
Cross Tabulationの数字が全部解けたときに気持ちがすっきりします。あと教授がおもしろいのかもしれません。

相変わらず読む量が多く、自分の弱さに負けてしまいそうです。もう読まなくてもいいっかって思ってしまう。でも予習していったほうが授業ははるかにわかります。復習もしやすい。米国人は英語早く読めていいなぁとうらやましく思ってしまいます。一部の米国人のクラスメートは先週でた宿題してなかった人もいましたね。あんた3連休何やってたの?って思いましたが。。。

アジア人、他の国の留学生は比較的に勉強に取り組む姿勢が真面目だと思います。こんなに真面目に勉強しているのに英語という第2言語で彼らに劣るのはしょうがないかもしれません。でも、私わかったんです。自分の英語はネーティブみたいに操ることはできないけど、それを卑下する必要はないと。

看護師の経験、タイ・ビルマ国境の経験、熱帯医学の知識が私にはあります。ただ英語で勉強するから難しく思えるだけで、自分のバックグランドからみるとそんなに難しく思う必要は全くない。

今日は疫学の授業をとっている米国人の友達と一緒に復習をしていました。彼女はCross Tabulationにつまずいており「アイコ、時間があったら教えて」と言われ話をしていました。これから一緒にGroup Studyをする予定です。

今からまた予習・復習。負けないでがんばります!

2011/09/06

ビルマのサラダ“ラペットゥ”

3連休は熱帯暴風雨のため天気が非常に悪く、家にいることがほとんどでした。

昨日は久しぶりに大好きなビルマ料理のひとつ“お茶の葉サラダ(ラペットゥ)”を作りました。キャベツ、トマト、お茶の葉(ラペットゥの素)、ガーリック、ピーナッツがあれば作れます。このラペットゥの素はニューヨークのビルマ人の友達に買ってもらったものです。感謝。

                ビルマのお茶の葉サラダ・ラペットゥ

ビルマ料理を食べるのならビルマ人と一緒じゃなきゃ!と思い、大学のビルマ人の友達を呼び一緒に食べました。「プーコンデ―(めっちゃ美味しい)」と言ってくれました。ビルマ人に褒めれてちょっと嬉しい。

彼女はビルマ国内からの留学生です。彼女の身の安全のため詳しいことは書けませんが、新政権のことや国境のことなどをストレートにディスカッションできたのは嬉しかったです。少し感じたのは難民に対してあまり関心がないのかなと思いました。国内では情報操作されており、実感がないのかもしれません。軍事政権がカレン族、他の少数民族に対して弾圧していることをあまり認めようとしなかった。一部の少数民族と現政権の停戦はまだ結ばれていません。そのため今でも国境では難民の流出が続いています。紛争がまだ続いているのです。

たまにビルマ語を話しブラッシュアップしなければ。来年の夏に研究のためにタイ・ビルマ国境へ戻りたいなと思っています。そのときにまたみんなとビルマ語で話したいです。

2011/09/04

熱帯暴風雨のリーさん

キターー!!(゚∀゚)!!ーーーーーーー熱帯暴風雨のリー(Lee)さんーーーーー!!

今ニューオーリンズ、ルイジアナ州全土は緊急災害宣言がでており街は閑散としております。
その原因はリーさんです。CNNのリンクつけました。
http://www.cnn.com/2011/US/09/03/tropical.weather.gulf/index.html?hpt=hp_t1

かなりの雨と風で大学メインキャンパスに行く道は洪水になっているそうです。大学のシャトルバスもキャンセル。寮では雨もりしている部屋もあります。私の部屋はかろうじてか免れました。

アメリカってハリケーンや台風なんでも人の名前つけるから変な感じですよね。リーさんの次はタケ(TAKE)さんがメキシコ湾沿いでうろうろしています。

雨は月曜まで続くそうです。こりゃ寮から出れません。一瞬雨が止んだのでベトナム人の友達と一緒に郵便局へ行こうという話になり歩いているとまた豪雨と強風が襲ってきました。町には倒れた看板、木々、柵などが散乱しまるでテレビの中です。こんな暴風雨の中で出かけた私たちがばかでした。挙句に郵便局いつもより早くに閉まってたし!(涙)

リーさんは暴風雨だけでなく竜巻も各地で起こしています。早くどっかに行ってほしい。。。


2011/09/03

Bless you

長かった1週間がやっと終わります。気がつけばもう9月。

授業は相変わらず読み物が多く、宿題もでています。疫学ではCross Tarbulationについて。熱研でやった覚えがあります。

授業や寮、街中でくしゃみをする人をみかけるとみんな「Bless you(神のご加護を)」とくしゃみをした人に声をかけます。私も気がつけばBless youと言ってます。またBless youと言われたときには「Thanks」とお礼を言っている自分がいます。なんか笑ける。。。授業で教授がくしゃみをした際にはみんなBless youって言うんですよ。変だ(笑)

熱研で聞いたのですが、このBless youの起源は、イギリスでペストが猛威を振るった際に、ペストのひとつの前兆症状としてくしゃみがあり、それがもとです。そのため人々はくしゃみをする人に「神のご加護あれ」と言っていたそうです。くしゃみで魂がぬけるとかも考えられていると思いますが。。。

私は花粉症もちなので、もしNew Orleansでアレルギー性鼻炎なんぞになったらえらいこっちゃと思います。一日中、みんなにBless youと言われるのはかなわん。まあNew Orleansは亜熱帯地域なので花粉症を発症することはないと思いますが。

ところで今週末は3連休です。9月5日は勤労感謝の日で米国の祝日です。友達とカヌーに行こうと言っていたのですがキャンセルになりそうです。なぜなら熱帯性暴雨の目がNew Orleansに直撃する予定だからです。大学のHPやメーリスにもTropical Storm Warningと情報がありました。せっかくの連休が・・・。