2012/10/31

メータオ・クリニック院長来日決定!

メータオ・クリニック支援の会よりお知らせです。
タイ・ビルマ国境の町メーソート。
そこで祖国ビルマを離れてタイへ渡って来た15万人の難民・移民に無料診療を続ける
「メータオ・クリニック」
 
ビルマが「民主化」に向けて変動する一方で、保護を求めてタイへ渡る患者や子どもの数は
世界の目が国内へと向き始める中、必要な支援を得ることはますます困難となっている。

自身もカレン人難民である院長シンシア・マウン医師が20年以上にわたる活動、そして国境のいまを語る。
シンシア・マウン医師 略歴
1985年ヤンゴン大学医学部卒
1989年メータオ・クリニック創設
2002年ラーマン・マグサイサイ賞受賞
2005年ノーベル平和賞ノミネート
2012Democracy Award 受賞

【東京会場】1117日(土)
 東京都港区日本財団ビル1階バウルーム 14:00~  
参加費1000円 
通訳 田辺寿夫(U Shwe Ba
歓迎会 同ビル8階 18:00~ 参加費2000
(担当:田辺support@japanmaetao.org

【横浜会場】1119日(月)
 神奈川県横浜市東洋英和女学院大学 13:1016:20 参加費 学生無料 一般1000
    *事前申し込み必要 
お名前、ご所属、ご連絡先を添えて
1110日までに下記までお申し込みください。
(担当:田辺文support@japanmaetao.org

【越前会場】1121日 (水)
 福井県越前市健康福祉センター4F多目的ホール
19002000 
 参加費無料
(担当:泰圓澄一法taian1973@gmail.com

【福井会場】1122日 (木) 
     福井県福井市AOSS A6F 601A
18451930 参加費無料
チャリティー夕食会 
19402130 参加費 1万円 
(担当 林宏征、畑勝浩:midorikanjp@gmail.com

【大阪会場】1124日 (土)
大阪府大阪市ドーンセンター4階大会議室1 18:00~ 
参加費 500円  
  (担当:中尾恵子brcj@syd.odn.ne.jp)

主催:
メータオ・クリニック支援の会 
ビルマ市民フォーラム 日本ビルマ救援センター
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
共催:公益財団法人日本財団

参加費は全てメータオ・クリニックへ寄付させていただきます。皆様のご参加お待ちしています。






2012/10/27

アメリカ人って・・・

昨日授業の一貫として大学のTED Talkのイベントに参加してきました(http://tedxtu.com/

TEDとは米国発のオンラインカンファレンスというのでしょうか。社会問題に取り組む企業家や教育者などいろんなフィールドから来た人の話がオンラインでみれます。英語版→http://www.ted.com/
日本語版→http://www.ted.com/translate/languages/ja

昨日のイベントでは私の友人でもあるMPHの学生が、インドの田舎でヒューマンパワープロジェクトを立ち上げたという話しや(トイレがないインドの田舎に、トイレを設置し便から発生するメタンガスを使い電気を作るというプロジェクト。DELLで助成金3万ドルを獲得しこの秋からプロジェクト着工の予定。http://www.dellchallenge.org/projects/humanure-power-project)、途上国に住む若い少女に立ちはだかる強制的結婚を反対するために、18歳の公衆衛生学部1年生の学生がNGOを立て助成金を集めている話を聞いたりしました(彼女のNGOのPVはこちら*チュレーンの公衆衛生大学院もみれます→http://www.youtube.com/watch?v=YwEhKu3T51Q)。

私がこのカンファレスにでて、あらためて思ったのは、米国人って野心があり、プレゼン能力が高い人が多いなと思ったことです。

米国に住み1年が経ち、思うことは米国人と日本人は本当に全く違います。今思えば1年前米国に来たとき、私はややカルチャーショックに陥っていたのかもしれません(タイに住んでた時はそんなことなかったのですが)。

以下は私が思う多くの米国人に共通するのではないかと思うことです。ただ私が会ってきた米国人はチュレーン関係者が多いので私の意見に偏よりがあるかと思いますが・・・

①はっきりと意見を言う。プレゼンがうまい。ユーモアのセンスがある人が多い。

②言い訳をすると言えば聞こえが悪いですが、理由を必ず述べる。
例)I think .... because.....と言う。

③さっぱりした性格が多い。
ねちねち悪口を言ったり、イジメが起こることはなさそう。He/She is different とかweird.で他人のネガティブな面は片づけられるかも。そして他人を気にしない。

④小さなことは気にしない。楽天家が多い?
嫌なことがあってもすぐに忘れているような。。。スチューデントローン9万ドル(約750万円の借金)あってもみんな明るく生きています。表面上かもだけど。

⑤自分が一番だと思っているかも。自分が大切。
たぶん、米国の教育方針?謙遜するという文化はない気がします。先生も親も子どもを褒めて育てます。けなして怒ったりしない気がする。

米国はアジアの世界のように空気を読んだり、周りを気にしたり、謙遜したりという文化がないので、それに慣れていない人は留学してしばらく疲れるかもしれません。私ははじめそうだったような気がします。もう今は慣れたし、周りに干渉されない文化はそれはそれで楽なような気がします。米国一生住むのは希望していませんが(国民皆保険制度がしっかりしていない国では病気になれない!タイの30バーツ国民皆保険制度なら住みます。)、若い年齢のうちに日本と全く違う文化のもとでおもいっきり勉強するには最高の場所だと思います。


2012/10/19

国際協力、国際開発

やっと今週はじめの3教科の中間テストが終わりました。論文のアウトラインも提出しひとまずほっとです。あとTake Home Examの中間テストが1教科だけ。

今週から新しい授業「Development Theory(開発論)」がはじまりました。授業を教えるのはうちの大学及び公衆衛生大学院からExcellent teaching賞をもらったことがあるマーフィー先生。宝塚ジェンヌの男役のように、女性なのにかっこいいです。

日本では国際開発(International Development)と言わずに、国際協力(International Cooperation)という言葉をよく耳にすると思います。国際協力は困っている近所の国へお手伝いに行っているというイメージを私は持っていますが、開発はしてあげている、改善してあげるという上から目線が入っているような気がします。

私がタイ・ビルマ国境で本格的にボランティア活動をする前に一冊読んだ本。
「世界の貧困-1日1ドルで暮らす人びと-」ジェレミーシー・ブルク氏著。青土社(2005)

この本はまさにしてあげている国際開発がおせっかいかもしれないよ。ということを私に気づかせてくれた本でした。

グローバリゼーションという市場経済のもと、世界の価値観を押し付けてしまうこともある開発問題。貧乏で電気がなくて水がなくても、心豊かに家族と笑って健康に過ごすことができれば、国際協力なんかしなくてもいいと私はずっと思ってきました。

今でもそう思うし、お金や物であふれる国で住む日本人の心の方が、途上国の人の心よりも貧しいと思うときもよくあります。豊かさ=お金ではない。

私はどちらかというと難民、移民の健康問題について将来関わっていきたいので、人間の尊厳や人権についてこのクラスで学べたらと思っています。そして欧米が唱える国際開発論に興味があるので、このクラスは宿題、読物が多く大変と聞いているのですが最後までやりとげたいと思います。

クラスの導入ディスカッションでも「私は、国際開発が必ずしも幸福や利益を持ってくるわけでなく、その国の文化や価値観を傷つける可能性があると思う」と発言しました。先生は「その通り。アイコが言うようなところにも触って話していくわ。」と言ってくれました。今後の授業が楽しみです。


2012/10/14

ゆかいなアフリカの留学生たち

こんな忙しい時に私ブログ書いてて、いいのかと思うのですが、おもしろいことがあったので書きます。

先週、友達の引っ越し祝い会に参加しました。春学期以来久しぶりに会う友人もおり、その中に米国人の春学期同じクラスをとったクラスメートに再会しました。

「おー!マロン!元気?久しぶり?」と声をかけた私。

「久しぶり。お、俺の名前、マロンじゃなくてピーターだけど・・・」とクラスメート。

は!?名前を間違えてた!?失態をしてしまった・・・。

間違えたのには訳があるのです。それは私の友人のウガンダ人。マロンではないピーターとウガンダ人の友人とは先学期クラスメートでした。

去年の秋学期から会うたびに話をしたりしていた米国人のクラスメート・ピーター。でも彼の名前が覚えられず、今更本人に名前聞くのは失礼かと思い、横に座っていたウガンダ人の友人に、

「ね?あのクラスメートの名前を知ってる?」と私。

「あいつの名前はマロンだぜ。」 ”Marron”と親切に私のノートに書いてくれたウガンダ出身の友人。

それからずっと私はマロンさんだと思いこんでました。私に名前を教えてくれたウガンダ人はもう卒業しウガンダにいます。おーい、マロンじゃないし!!と言いたいです汗。

そして私の仲良いタンザニア人の友人。

図書館のグループスタディールームを借りて勉強していたときのこと。勉強して1時間ほど経過し、お昼すぎご飯も食べなんとなく眠い雰囲気が漂う中で・・・

私が勉強内容を話している途中に、突然、携帯のタイマーをかけ顔を机に伏せ、寝だしたタンザニアの友人・・・。

「あれ・・・。」え?おい、ちょっと勉強会しているのに、寝てるし!!

タイマーが鳴っても、「もうちょっと・・・」と言い、またタイマーを延長させ、寝てました。

どんだけマイペースやねん!と関西人的につっこみたくなる瞬間でした。

そして昨日。米国人のクラスメートのホームパーティーに招待された私とそのタンザニア人の友人。

「私は論文もテストもあるし行かないよ。」とタンザニア人に伝えていたのにもかかわらず、昨日の夕方彼女から電話がかかってきました。

「アイコ、何してんの?何時にパーティー行く?どうやって行く?私は地図が読めないからアイコも来なきゃ!」

パーティーは夕方6時開始です。そして夕方6時に電話がかかってきました。本来ならもうパーティーに行くべき時間なのにまだ行っていなかった友人。そして30分くらい説得の電話を受け、1時間だけならパーティーに参加してもいいよと返事をした私。

「8時にはアイコの家に絶対行くわ!」

いや、私の経験上、おたくは絶対8時には来ないでしょう・・・。しかもパーティーも終わる時間かもよ・・・。

はい。まさに予感的中し、夜8時半「アイコの寮の前よ!到着したわ!」との電話。

奇跡的に30分遅れで着た彼女に関心してしまった私。別のガーナ人の2人の友人を連れて、パーティーに行こうとしたのですがなかなかタクシーがつかまらず、いらだつ私。そんなのおかまいなしに大声で笑うタンザニア人とガーナ人2人。

みんな悩みなさそうでうらやましいよ・・・。ちなみに家に帰ったのは夜11時過ぎてました。

夜全く勉強できなかったけど、まあこんな日もあっていいかと思ってしまう私でした。


2012/10/12

卒業まであと2カ月

亜熱帯地域にあるニューオーリンズも日に日に涼しくなり、日中の最高気温は25度くらい。
今日から5日間秋休みに入りました。

秋休みと言えども、私に休みはありません。来週提出しなければいけない論文のアウトラインを書いたり、中間テストの勉強をしています。あと時間があればGREとPhD願書の準備をしなければならず、ほとんど出かける暇はありません。

考えてみると、期末試験の最終日は12月16日。この日を持って私は卒業します(というか16日の試験が全滅だったらまた来学期もいるかもしれませんが・・・)。

卒業までおよそ2カ月しかありません。

おととい、担当教授のマーク先生のオフィスアワーに行きました。PhD進学について1時間も話仕込んでしまいました。

ぞっとする内容なのは「アイコがチュレーンを落ちた時のワーストシナリオについて考えよう。」

というものです。この大学でPhDに受かる可能性はあります。でも奨学金付はかなり倍率が高く難しいのです。大学院によっては、あらかじめ「うちの博士課程は全ての留学生を含む学生さんに、授業料免除します」というところもあります。そういう大学院も受験したほうがよいとの話しでした。

マーク先生と話をした日の晩は、とてつもなく将来が不安になり眠れませんでした。

“でも私、やっぱりチュレーンでこのまま勉強を続けたい-”もうそれしか今は思いません。

合格し、奨学金を得るかどうかは、最後のラスト数秒までわからないと思います。

学生時代のバスケットボール部のコーチが
「負けるかどうかは自分の心が決めるんだ。最後ラスト数秒まで勝つと思って試合しろ。」

とよく言っていたのを思い出します。負けそうな試合でも、もしかしたら相手チームの選手が負傷するかもしれないし、持久力がもたないかもしれない。それは最後の最後までやってみないとわからないし、誰にもわかりません。

受験もそうです。進学を辞退する人がでるかもしれないし、奨学金も去年よりもっとたくさんでるかもしれない。

恐ろしいのは弱い自分の気持ちに負けてしまうことです。

もうここまで来たら、最後の最後まで望んでやろうじゃないか。私は負けへん。と思う今日この頃です。




2012/10/07

勉強のコツ(続き)

書き忘れていたことがあるので書き足します。

③中間・期末テスト
成績の中でもっとも配分が多いのがテストです。テストでは緊張するし普段の実力が発揮できないかもしれません。そして時間内に全問を解かなければという焦りで空回りしてしまうこともあります。

もしわからない問題がでてしまったら、絶望的になるかもしれません。

が、テストはあきらめてはいけません!
あまりこんなことは言いたくないですが、留学生としての強みを出しましょう。

嘆く前にこのテスト問題で聞きたいことは何なのか考えます。テストの質問がさっぱりわからないというときは、恥ずかしがらず手を上げ、先生のところに行き、何をその問題が問うているのか聞きましょう。

「このテスト問題の意味がわかりません。先生、この問題は○○○について聞いているのですか?」

留学生の非ネーティブの英語の質問を聞いた先生は、だいたい優しく問題内容について説明してくれます。そしてその問題の答えになるようなヒントも出してくれるときもしばしばです(私の経験上)。

問題の表現がまわりくどい言い方をしていたするだけで、全く出くわしたことのない質問に感じることが多々あります。表現内容を先生に言い直ししてもらうだけで、実は結構その問題の解答を知っていたりすることもあると思います(テスト前にちゃんと勉強していれば)。

わからない問題をそのままにせず、先生(テスト会場にいると思います)に聞くことで結構10点くらい変わってきます。

私は今学期5教科取っています。目指せオールAです!


2012/10/05

勉強のコツ

私は自分が頭がよいとは一度も思ったことはありません。日々どうしてこんなこともわからないの?って自分に嘆いています。ただこんな私でもPhDを受けれるほどのGPA(成績)を取ることができたので、私が思う米国の大学院で勉強していくためのコツをお伝えしたいと思います。

以前読者の方から質問があったことと、米国の大学院で現在、またこれから1年生として勉強する方の参考になれば幸いです。

①授業
<授業前>
必ず授業でカバーされるリーディング(教科書、論文、ガイドライン等)を読みます。

リーディングを読む前にもし授業のパワーポイントをすでに持っていれば、先にそのパワーポイントをざっと見ます。先生が授業で何を話すこととリーディングの関連性をしっかり頭に入れて読みます。

大学院のリーディングの量は半端になく多いです。200ページもあるガイドラインもリーディングの一つとして指定されることがありますが全て読むのは難しい。宿題にかかわらない限り、全てをじっくり読まなくてもよいと思います。その代わりSkimします。目を通す。流し読みをし大まかなラインをつかみます。

最後にパワーポイント(うちの大学は授業前に大学の学生ウェブサイトに掲載されます)。
スライドのひとつひとつわからない単語はないか。何を先生は言おうとしているのか考えてよみます。

<授業中>
私は聞き取りずらい先生は録音機を使いレコーディングしています。先生に許可をもらっています。
留学生なので使ってよいですか?と必ず聞いています。2年目になり、だいぶリスニング力も伸びてきたのでレコーディングしないクラスが多いですが1年目は必須でした。

<授業後>
授業の内容は理解しているか。わからなかったことはないか振り返ります。聞き取れなかったとこは録音機を再生し聞き直します。授業内容自体がわからなかったら先生に聞きますが、授業直後多くの質問を聞いたりするのは先生に失礼なので、先生のオフィスアワー(Office Hours)で聞きましょう。またはTA(ティーチングアシスタント)のセッションに行きましょう。

*授業は必ず出席しましょう。出席が成績に反映するクラスもあり出席簿を取られるときもあります。

②宿題
ほぼどのクラスにもあります。週一あるクラスもあります。その宿題の配点が30%~40%の成績の配分を占めることも多いです。宿題は確実に点が取れるところです。気を抜かないようにします。

友達と一緒にしても良いクラス(グループワークが宿題となることも)や、一人でしなければいけないクラスなど様々。納得しこの宿題で100点取れると思うところまで私はしています。わからないところはTAアワーに行きTAに聞く。TAの説明でもわからなければ先生のオフィスアワーに行きます。

ここで注意!
宿題は提出期限ぎりぎりにしてはいけません。なぜならTAと先生のオフィスアワーを見逃す可能性があるからです。提出のせめて1週間から5日前くらいには終わらせて、わからないところを聞けるようTAアワーに私は行っています。それぞれのクラスのTAアワーと先生のオフィスアワーのスケジュールを把握し見逃さないようにしましょう。見逃してしまった場合はメールで先生あるいはTAに質問しましょう。

③中間・期末テスト
クラスによっては先輩の過去問が回っているときもあります。私はルームメートが一学年先輩だったのでよく過去問を借りて勉強していました。過去問で100点を取れるくらい何度もやり直し準備をします。

このテストも上記の宿題と同じで、テスト1週間前くらいには自分のノートやパワーポイントでわからないことがないか確認し、必要あればTAあるいは先生に会いに行きましょう。

テストで一番大事なのは意外にも学期開始に配られるシラバスをもう一度読むことです!!
これを忘れている方多いと思います。

シラバスには必ずCourse objectives(クラスの目標)、Student learning objectives(学生の学習目標)、時にはテスト形式も書かれています。これをもとに先生がテストを作る場合が多いのでテスト前には必ずシラバスを読み、それに沿って勉強すればよい点はとれると思います。あとはクラスメートとグループスタディーを組み、テスト前にテスト範囲の最初から最後まで確認します。お互い聞き逃していたことなどを補いテストに備えます。

以上のことをおさえ勉強してから、A-(GPA:3.67)は最低とれるようになりました。A(GPA:4.00)を取るのは合計約93%以上の配分が取れないとできません。A-なら約88%~92%くらいかと思います。結構大変です。

こんなこと書いている私も再来週に中間テストが3教科あります。勉強しないと。