2011/12/28

2011年が終わる前に

もう年末とは1年はあっという間です。この1年いろんなことが起こり、長かったような短かったような考えさせられる1年です。

この半年前、都内の病院で看護師として働いていたことがずっと昔のように感じられます。

2月最愛の祖母が亡くなり悲しみで落ち込んでいた自分。

そして3月11日の東日本大震災。

多くの尊い命を津波、地震がさらっていきました。祖母の一人亡くなっただけで私はこんなに悲しいのに、被災地の人は親族、友人、大切な人を亡くされその心の痛みは張り裂けそうに違いない。そんな思いに駆り立てられ、3月末緊急医療援助隊とともに被災地に向かいました。

たった1週間の活動。自己満足かもしれないけど、この光景を目に焼きつけて米国に行きたいと思ったのも1つの理由です。

東北の厳しい冬、どんな気持ちで被災地の皆さんが新しい年を迎えられるのか最近ずっと考えていました。

私は日本の家族や友人に応援され、米国でもたくさんの人に出会い、支えられこの1年を終えようとしています。自分が望む勉強をし、健康で無事に次の新しい1年を迎えられるのも、周りの皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。

2012年皆さんにとって素晴らしい年となりますように。
よいお年をお迎えください。

2011/12/22

冬休み

テストが終わった日から友達と毎日ご飯を食べに行ったり、出かけたりと楽しんでいます。宿題、予習、復習を考えない時間がなんとも信じられません。

クリスマス前にアメリカ人の同級生たちは実家に帰ってしまいます。留学生の一部は米国内を旅行し年末年始を過ごすようですが、私は残念ながら何も予定がありません。はじめサンフランシスコとシアトルにいる友人を訪ねに行こうかと思ったのですが、北上すると寒いし、年末年始のチケットが高いのであきらめました。

11月半ば一時ニューオーリンズでも寒い時期がありジャケットを着て過ごしたりもしたのですが、今は温かいです。今日も日中七分袖で過ごしていました。

この年末年始は引っ越しをする予定(米国人のMPHの友人2人と私でルームシェアをする予定!女子3人です)もあるのと、私の親友が東京からこちらへ遊びに来るので彼女とニューオーリンズを楽しむ予定です。授業は1月9日からの予定です。

ニューオーリンズについて探検する暇もあまりなかったのでこの機会にニューオーリンズを探検したいと思います。

ちなみに今日友人と行ってきたフレンチ・クオーター内の写真と、シティーパークの写真をアップします。壊れかけのカメラで撮影しました。奇跡。新しいカメラをアマゾンで買いました!これからはもっと写真をのせる予定です。

New Orleansも紅葉しています。

フレンチ・クオーター内ではおしゃれな絵画のお店やアンティークショップがずらり。

ジャクソン広場近くのセントルイス大聖堂。米国内で最古の大聖堂。中のステンドグラス、フレスコ画がすばらしいです。

シティーパーク内の美術館に行きました。入館料は水曜・日曜は無料。美術館は思ったより大きく西洋画からカンボジアのクメール壁画までありました!みきれなかったのでまた今度きます。

2011/12/17

完走

本日無事フルマラソンを完走しました。嬉しすぎてテスト終わる最後数分前、涙がでそうでした。

ちなみに本日朝9時から10時45分まで疫学のテスト。午後急いで家に帰ってご飯食べて、1時から4時まで国際保健システムのテスト。計約5時間のテストを無事終了しました。疫学終わったあと、このレースから離脱したいとどんだけ思ったことか。

12月に入ってからほぼフルマラソン状態。ほんとつらかったです。宿題、グループワーク、期末テストのトリプルパンチ。そして昨日Complex Emergenciesの最終グループワーク終了。

疫学のテストが今学期一番悪かったので、昨日は夕方ぎりぎりに先生のオフィスアワーに駆け込み質問しまくりました。ずっと先生と英語で話をしていたのに、私がオフィスをでる帰り際、先生が「Aiko, Ganbatte! Daijyoubu!(アイコ、ガンバッテ!ダイジョウブ!)」と片言の日本語で私を励ましてくれました。そんな先生の優しさに涙がそうでした(日本の言葉を結構米国で知っている米国人は知っています。映画、アニメの影響です。チューレンの先生最高。これは本当です。いい人しか会ってません)

人生で一番勉強したといっても過言ではない1学期でした。あとこんなつらい学期が2タームもあるのかと思えばぞっとしますが。

今日はゆっくり寝ます。明日から冬休みだ!
(あの12月のスーパービージの月初めにしたTakeHomeExamが帰ってきました。奇跡の90点代でした。忙しいときでもがんばってよかったよ~涙。アメリカの保健システムのクラスは今学期Aが取れました。嬉しい!)

2011/12/13

テスト期間中

今、非常につらいです。図書館で缶詰状態が続いています。朝から晩までです。

今日1教科のテストを終わらせました(Social & Behavioral Aspects of Global Health)。テストが終わり、家に帰ってカレーを作っています。その合間にブログを書いています。

テスト会場でたとたんに、間違った答えを思い出したのは悲しい。。。この教科は今のところスコアAを取れそうなぐらい高得点で来ているのでAを取りたいところです(みんなのグループワークのおかげです!私一人の実力ではありません)。

日本語でテスト受けるのもつらいですが、英語もっとつらいです。緊張するし、ネーティブスピーカーはさっさとテスト終わらせて退場し、いつも遅いのは留学生ばかり。

終わったことを悔やんでも仕方ないので、次は金曜にある2教科のテスト対策に専念せねばなりません。1教科でかなり疲れるのに1日2教科も受けるなんて考えられないー(泣)。この2教科のパンチがきついこと。疫学とComparative Health Systemという科目です。

もう今日のエネルギーは使い果たしました。。。ジムに行って寝ます(寮にジムがついています。最新設備とは言えませんが一応使える機械がそろっています)。

2011/12/07

スーパー・ビージーな12月

あの感謝祭のおだやかさはどこに行ってしまったのでしょうか。本当にめちゃめちゃ忙しい。

1年生の初セメスターで5教科も選択したことを今大変後悔しています。

Take home exam(自宅でテストを受け提出。教科書がみれます)が1つ、宿題4つ、グループプレゼン1つと先週末から現在にかけてグループワーク、自分のテスト、宿題のことでかなり苦しんでいます。図書館、学校の行ききしかしていません。ぼーっとする暇を許されない。

今は昼間に家に帰ってごはん食べ終わったところです。そして夕方の授業まで宿題、予習、復習をしなければいけません。連日図書館を出る時間は夜中の12時過ぎています。。。ごはんと授業以外はほぼ図書館の椅子に座っています。

何がこんな忙しくなったのか。ひとつは先週末に英語と日本語で夏の実習のプロポーザルを書き、他に手が回らなかったのが大きな原因です(研究の助成金提出しました!あーどうか受かりますように。。。)

来週が期末テスト期間です。残り3教科のテストが待っています。恐ろしすぎる。

それから来月住む家が決まらない(4件の家をみてもまだ決まらない。気にいった家がみつかりません)。どうなることやら・・・。

2011/11/26

Thanksgiving (感謝祭)

サンクスギビングがやってきました。この時をどれほど待っていたか!23日から27日まで5日間学校は休みです。久しぶりの長期休み。休みくれてセンキューと言いたいぐらいです。

昨日はホストロータリーのファミリーの家に招かれ七面鳥を食べてきました。豪華な食事にうっとり。かなり食べたので帰り道はちょっと気持ち悪くなりそうでしたが。。。(カメラの調子が悪く食事の写真を撮れませんでした。買い換えます。)2日前に留学生向けのサンクスギビングで七面鳥を食べたばかりなのに。

Thanksgivingは日本ではあまり知られてないかもしれませんが、日本のお正月やお盆のように米国人にとっては大事なイベントです。11月の第4週目の木曜に開かれ、家族でこの日を過ごすのが習わしのようです。秋の収穫を祈り七面鳥、かぼちゃを食べます。

その感謝祭の由来についてはいろんな説がありなんとも一言では言えません。先住民族と収穫を祝った会食がはじまりだったとか、先住民族への弾圧に関連したものなどいろいろ説があります(先住民族:インディアン。インディアンは差別用語に入るのでNative Americanというほうが正しい)。

ひとまず残りの休みはたまっていた宿題と夏の実習のための準備をする予定です。夏の実習についてはまた次回更新します。

2011/11/21

Outdoor Defecation in rural India (インドの田舎・お外でトイレ)

今学期は5教科取っているのですが、そのうち1科目はグループワークがメインです。Social & Behavioral Aspects of Global Health(国際保健の社会、行動的見地)のいう授業です。

個人の行動は個人だけの要素で決まるものではなく、対人関係、コミュニティー、社会の仕組みが影響しているという考えがあります(SEM: Socio Economic Model)。個人の行動を変えるためには、個人レベルの介入だけでは実践的、効果的な介入とはならず、あらゆるレベルでのアプローチが必要になり、何ができるのかというのを考えます。

私たちのグループは私がインドにこの夏旅行したことや、インド系アメリカ人の男の子がいることなどより、インドのOutdoor defecation(外でトイレ)についてのグループワークをしています。

途上国に旅行された方は疑問に思われたかもしれませんが、家や学校にトイレがあるにもかかわらず芝生で排便、排尿している人をみたことはないでしょうか。

私はタイ・ビルマ国境で活動していたときにどうしてビルマの子供たち(移民学校)はトイレを使わないんだろうと疑問に思っていました。

インドも同じ。旅行したときにたくさんの女性、子供たちが外で用をたしていました。

それには個人レベルの教養のなさだけが理由になっているのではありません。

ほんの一例として
個人レベル:外でトイレするほうが気持ちよい。トイレに行く理由を知らない。外でトイレするほうが衛生的だと思う。
対人レベル:同級生もしているから自分も外でトイレする。
コミュ二ティーレベル:トイレがない。水がない。お外トイレについて偏見がない。セクシャルハラスメントを避けるため(女性が男女共用のトイレを使えない)
政府レベル:お外トイレを制御する政策に欠ける。

などなどがあります。いろんな文献を読んでどうしてこんな行動に達するのか、学術的に考えるのは結構面白いです。

うちのグループはそのOutdoor Defecation(お外トイレ)について、村でワークショップを開き、なおかつIncentive(やる気を起こらせるもの)を与えようということになりました。

それはトイレを建築し、そのトイレを使うことでエネルギーを発生させ電気を作るというもの。電気が作ればお金につながる。

こんなリアリスティックにかけるような案をだした私たちですが、実際アフガニスタン郊外では成功しているとアフガニスタン人のグループメンバーからの一押しがありこの介入アプローチを行うことに。

来月のはじめはプレゼンです。今のところうちのグループはプロポーザルまでかなり高得点できています。チームワークがあるメンバーに巡り合えた私はめちゃラッキーだと思います。(私、カナダ人、アフガニスタン人、インド系アメリカ人、アメリカ人の5人でPoopersと呼び合い仲良しです。)

公衆衛生の階段を上り始めたばかりですが、早く現場で学んだ知識を応用したいです。

2011/11/16

アフリカ出身の同級生

留学生の中にはアフリカ出身の人が3分の1近く占めています。

先週の土曜はアフリカンナイトというイベントがあり夜中12時くらいまでみんな踊り続けていました。アフリカの人たちの衣装が鮮やかでまたアジアとは違ったよさがあります。

クラスメートでグループスタディーをしている友達はタンザニア出身の医師です。38歳の2児の母。アフリカンナイトでアフリカの衣装を着た彼女を見て、ああアフリカのお母さんってつくづく感じさせられました。

タイというアジアで活動し、旅行もアジアがほとんどなので米国に来るまであまりアフリカの人とお話することはありませんでした。でもここに来てアフリカの人たちの気さくな感じと笑顔に私は癒されていると感じています。

図書館、学校でみかけるとみんな必ず微笑み挨拶してくれます。率直に言うと米国人の学生と途上国出身の人たちの笑顔は何か違う。

授業中Facebookやインターネット中毒に陥っている米国人学生の多さに私は驚きました。満員電車の中で下を向き携帯をいじる日本人と同じです。私も人のこと言えませんが人とのコミュニケーションってやっぱり顔対顔がないと成り立たない。途上国には先進国にない心の豊かさが染み出ているんだなと感じるのは私だけでしょうか。

今日はcomplex emergenciesの授業がありました。隣に座っていたクラスメートはナイジェリア出身の女の子。栄養失調のアフリカの子どもの写真(クワシオコール、マラスムス)を見て心が張り裂けそうだと目を伏せていました。私も彼女の思いを知り、この写真で起こっている出来事は遠い世界の出来事じゃないんだと胸が痛くなりました。

2011/11/11

Public Health in Complex Emergencies (緊急支援の中の公衆衛生)

昨日無事に29歳の誕生日を迎えることができました。29歳って大人な響きです。昔「29歳のクリスマス」(山口智子主演)というドラマが放送されていたとき私は小学生だったのに・・・。

最後の20代がスタートした昨日は疫学のテスト前日でした。ずっと図書館にこもっていました。アマゾンで頼んだ教科書はスペイン語で書かれたものが届いてたし(泣)。でも先週末寮に住んでいる友達にお誕生日会をしてもらいました。ケーキを作ってもらいましたよ!

そして書きたかったのことが先月末からPublic Health and Food Nutrition in Complex Emergencies(緊急支援の公衆衛生、栄養)の選択授業が始まりました。

火曜日、木曜日の夕方5時から7時と授業があり、めちゃめちゃ忙しいのですがこの授業が一番おもしろいです。

内容は災害や紛争下の緊急支援を軸にし、公衆衛生、栄養、食糧管理(Food Security)などの話がメインです。今のソマリアの飢饉、タイの洪水、ハイチ、トルコの地震等の話がよく出てきます。

毎週現場で働いている、もしくわ働いていた先生を迎えての講義です。今のところWorld Vision, UNICEF, CDC, WFP、USAID等とかなり豪華な講師陣です。チュレーン大学でMPHを取り、UNICEF, WFPで働いてきた先生等もいます。

皮肉なことに今やっている課題はタイの洪水について最新情報をアップデートしていくという課題です。Yale大学とTulane大学が共同でくみ、Federal Government(連邦政府)に近況を報告しています。一応チュレーンは災害支援に力を入れているので。(タイの洪水は本当にひどい災害です。まだ1か月ほどは水が引かないのではとも言われています。こんなに災害が長引くとは信じられません。)

現場の話を聞くと早く現場に行きたくなります。今はインプットの時期。出力できる時期が来るまで充電しないと。

2011/11/07

異文化交流(HalloweenとHappy Diwali)

ブログの更新が滞ってしまいましたが、元気にやっています。心配してくださった方々ありがとうございます!先週末はまったく勉強をせず、初ハロウィンとインドのDiwali祭り(ヒンズゥー教の新年のお祝い)に参加していました。

ニューオーリンズのハロウィンは米国で一番大きいそうです。週末は仮装した人たちでにぎわっていました。下の写真は友人宅でのパーティーの様子。本当仮装大会!みんなかなり気合い入っていましたね。何者か判別不可能な人もたくさんいました。


カメラの調子が悪くあまり写真がとれませんでした。残念。。。

インドのDiwaliフェスタではインド各地の踊りをみ、インド料理をみんなで食べました。留学生の中で中国人について多いのはインド人。かなり大きなコミュニティーです(確かルイジアナ州の州知事はインド人だったはず)。サリーを来た人たちは本当にきれいでした。

この異文化交流を通じて思ったことは、日本の文化とはなんだんだろうかと考えさせられました。

特に私の奨学生の肩書は国際親善奨学生です。日本の文化ってどうやったら自然に伝えられるのかとずっと考えていました。インドの踊りなどをみて(現代ダンスも踊っていました。かっこよかったです!)、私は日本舞踊を踊ったりできないし、茶道もうまくないし、着物も一人で着れないし何ができるんだろうと思っていました。

特に最近はロータリーのスピーチでいろんなクラブに訪問することが多く、日本から来た奨学生ですと紹介される度に、私の言動や振る舞いが日本のイメージにつながるんだなとつくづく感じさせられました。まずは家にある茶道セットで茶道の練習をして来年にはロータリーの会合で披露させてもらえればと考えています。



2011/10/27

泣きそうな時

もうすぐで10月が終わろうとしています。恐ろしいスピードで毎日が過ぎ去っていきます。

今月5教科テストがあり、宿題もたくさんあり、プレゼン(ロータリー、生徒会合わせて3件)もあり自分に余裕がありませんでした。

それなのに自分の英語は思うように伸びず、テストの点も平均を下回る教科ばかりでへこんでいました。

図書館にいてばかりで運動もしていないし眠れないし悪循環な日々。おまけに吹き出物はたくさんできるし最悪なコンディションでした。

留学生では仲良い友達はいます。みんな親切な人ばかり。一方アメリカ人の友達たちはフレンドリーですが、心通える友達はできないなと思ったり(たぶん、そんなことはないです。メータオで一番仲良かった国際ボランティアスタッフたちはみんなアメリカ出身でした)。

そんなネガティブ思考な自分。昨日Language Partnerの友達に最近の自分の胸のうちを打ち上げると、涙が込み上げてきそうになりました。そして今日のロータリーのプレゼンのあと、ロータリーのホストカウンセラーにも最近の私について話を聞いてもらいました。

2人に話をしてちょっと気が楽になったような気がします。完全ではないですが。。。
「つらくなったらいつでも電話するんだよ。一人で抱え込まないで」と最後にカウンセラーが優しい声をかけてくれました。

ロータリーのプレゼン、報告書作成(英語のエッセイです!)は大変ですがロータリーの奨学生でよかったなと心から思いました。理解あるカウンセラーに巡り会え私は本当にラッキーだと思います(カウンセラーの奥様は日本人で、カウンセラー自身、日本やアジアに10年以上住んでいたことがあります。台湾の大学院でマスターを取得し(チュレーンでもマスター持っています)、もちろん中国語は流暢。でも生粋のニューオーリンズっ子)。

私の定める目標が高いのかな。がんばりすぎないで週末はハローウィンを楽しまないと!

2011/10/20

東日本大震災報告会@チューレン大学

本日、公衆衛生大学院内の生徒会で東日本大震災の報告会を行いました!!

ここ1週間、テスト、宿題、報告会の準備で本当に忙しかったのですが、毎晩発表の練習をしたかいがありました(鏡の前で大声で練習をしていました)。

思ったよりも緊張することなく英語で30分~40分間発表することができました。先週のロータリーの報告会はぼろぼろだったので気合いをいれてがんばりました。

「Aiko, You did great!!」と友達たちにも褒めてもらい嬉しかったです。文法や発音等まだまだ課題はありますが少し自信を得られた気がします。来週も再来週も他のロータリークラブでプレゼンしなければいけないのでかなり訓練になりそうです。。。来週は2教科もテストあるし泣きそう。

完全には程遠い私の英語ですが、日本のことをたくさんの方々に知ってもらえるよう練習を続けたいと思います。

2011/10/12

福島県で甲状腺検査はじまる

Fall Breakまであと1日となりました!ひとまず峠を越えた感じです。今晩のロータリーのプレゼンはいまいちでしたけど、来週の生徒会での発表ではがんばりたいと思います。今日は20分のトークでしたが、来週は40分トーク。英語で40分独りトークははかなり厳しい・・・。詰まったときに頭真っ白になるし。

福島県で甲状腺検査がはじまりましたね。6か月後の放射線被ばくの時点で異常がみつかる可能性は低いと思いますが、親御さん、お子さんの心配を緩和するために始めたのもひとつの理由とオンラインの新聞で読みました。

この検査が始まるのを受けて、まさにコホートスタディーだと思わせられました。疫学の勉強のしすぎ?(前向き調査;Cohort Studyの中のProspective Studyに入りますよね)。実際、今日の疫学の授業でも先生が福島県における被爆後のコホートスタディーを例に出し話をしていました。

福島県で住む方々の立場を思うと、想像もしがたいほど困難な状況にあると思います。特にお子さんがいるご家族。妊婦さん。

海外にいると日本のニュースをネットでしかみれず、しかもタイムリーにみれていません。、今福島県の原発の状況はいったいどうなっているのでしょうか。東電が管元総理に原発処理担当から降ろしてほしいとお願いをだした(結果的には却下されたようですが)とThe Japan Timesで読みました。本当に東電が申し出をしたんですか?そして今いったい何人の人が避難所で生活されているのでしょうか?ネットで探しても答えがみつかりませんでした。

誰か知っている人いればコメントお願いします!生徒会の発表でもこの話をしたいと思っています。

2011/10/11

もうすぐ3か月目。

先ほどタイ人の仲良しの友達と1時間ほどばかり長電話をしていました。今ワシントンDCに家族とともに滞在しており国内電話をしていました。

メータオ・クリニック時代の友達と話すと癒されます。ネーティブイングリッシュスピーカーと話すとなんとなく肩に力が入るけど、ネーティブじゃない同士は楽です。

アメリカに来てはや3カ月が経とうとしており、やっぱりストレスがたまっている模様です。
洗濯を外で干せない(乾燥機使用。お日様を浴びた服が着たい!)、寮の窓が開かないのはかなりつらい(酸素なさすぎ!湿気予防のために閉め切りなのです)。寮が刑務所化してきています・・・。

勉強、勉強ばかりの毎日。昨日は宿題1つ終わらせるのに1日もかかってしまった。土曜に遊んでいた自分が悪いんだけど・・・(水族館に行ってきました。日本のよりは小さかったけどなかなか面白かったです。めちゃくちゃ大きい白ワニはびっくりしました)。

明日はホストロータリークラブでプレゼンを久しぶりにしなければいけません。恐ろしいことに11月上旬までにニューオーリンズにある4件のロータリークラブとうちの学校の生徒会と計5件のプレゼンの予定が入っています。そしてその間にテストが3科目。信じられない。。。こんな過酷なスケジュールを私はこなせるのかしら(涙)。

さてまた勉強に戻ります。。。

2011/10/06

寝違えりと嬉しいこと

昨日に次いで書きたいことがあったのでブログ書きます。

朝起きたら首が痛くて起きれない。なんと寝違えってしまったようです。右向けないし後ろ向けない。授業では教授が動くと教授の顔を追えない。「動かないで!」って心の中で叫んでいました。とほほ。

たぶん、机の上に座って本を読んだり、パソコンをいじったりする時間が多すぎるからなのかも。本当に痛い。でもぎっくり腰でなくてよかった(既往があるんです)。

寝違えりで授業はあまりやる気がなかったのですが、授業最後に先週提出した初ショートエッセイのスコアが返ってきました。なんと100点中、98点でした!信じられない。先生に「Great!」と言ってもらえました。正直めっちゃ嬉しいです!この宿題のクラスの点数配分は90点台~70点台。

この授業は「Comparative Health System」(比較健康システム)という授業です。WHOのHealth SystemのConceptual Framworkを勉強したり、他の国のHealth Systemを検討したりするものです。

宿題は2つの国を選び、GDP, 政府が保健にかける歳出率(Health Expenditure Rate), 乳児死亡率(Infant Mortality Rate)等を通し、それらを比較し改善点などを2ページのエッセイにわたり述べるというもの。もちろん選んだ国一つはビルマです。そしてBangladesh。隣国同士で同じくLow income countryなので比較しやすいなと思い選びました。

この宿題だけでビルマ政府のHealth Expenditureの問題点等をより深く知れ、個人的におもしろい宿題でした。また機会があったときにこの話は書きたいです。

私の英語はネーティブみたいにうまく操れないのですが、それを卑下せず自分に自信もってがんばらなきゃ!と思いました。

最後に寝違えりのため急いでかった冷却シップ。これでよくなりますように。。。

2011/10/05

疫学のテスト終了

今日でテスト2科目目終了しました。疫学でした。

死亡率、致死率等を問う問題ばかりかと思っていたら、感染が成立するための要素を問う問題がありJohn Snow(ジョン・スノー)は疫学でなぜ重要な人物か等の質問もありました。なんかスキをつかれた感じ。

感染成立は看護学生の時、宿主、感染源、感染経路の3つだと習って覚えていたました。なのでHost, Pathogen, Vectorと書いたのですが点数くれないかしら。英語の教科書はHost, Agent, Environment, Vectorです。John Snowはコホート研究を通して疫学の世界を躍進させた人物と書きました。

なんだかぼやいてしまいましたが、終わったことなので次のテストへ気持ちを切り替えます。次は10月第3週目。ひとまず休憩。

勉強することが生活の中心で、唯一の毎日の楽しみは毎晩のご飯を考えること(涙)。悲しいかな食事のことしか考えてないです。

料理作るのって結構ストレス発散になるんですね。

毎日のように日本食を作っています。実家からみりん、本だし等の日本食材を送ってもらったのでかなり助かっています。

今日はピーマンの肉詰めとポテトサラダ。ピーマンがかなり大きいです。

2011/10/01

First Mid Term Exam

初の中間テストの1科目が無事に今日終了しました!やったー!苦手だったアメリカの保健システムのテストでした。手応えはまあまあ。選択問題と記述の両方でした。

でも喜んではいられません。来週の火曜もまたテスト。今度は疫学です。今のところ疫学の授業が一番好きなので、このテストは大丈夫かなーとは思っていますが。

10月の15日から4日間はFall Breakという秋の中間休みです。その後もまだテストは続きます。全然休みになってない。テストのための休みのようです。

今週末は来週のテストの準備と宿題をしてまた終わりそう。10月の半ばに生徒会で発表するプレゼン(東日本大震災について)のちらしをつくらねば(発表者の私が作るみたいです。作ってほしい。。。)

New Orleansは今だ夏です。日差しが強い。日本もでしょうか?最近家と図書館、学校の行ききだけで、唯一の楽しみは日本食を作ることぐらいです(涙)。今日の夜はTulane大学内の日本人食事会。ごはん楽しんできます。

2011/09/24

Language Partner

やってきました。週末!今週末は宿題と来週にある中間テスト(Mid Term Exam)の勉強をしなければいけません。今日は友達とプールに行ったりと何もしていませんが明日からがんばります。金曜日くらいは勉強から離れたい。

今日、嬉しいことがありました。大学院のPublic Healthの学内で、Language Partnerとシステムを留学生のために先生が立ち上げてくれました。留学生の英語の手助けを同じ学内の生徒がボランティアとして助けてくれるというものです。

私は英語でエッセイを書いて、そのエッセイをそのまま先生のもとへ提出するのは極めて自信がなく、このシステムに申込みました。

私のパートナーとなってくれたのは同じMPHコースの1年生であるアメリカ人の女の子(アフガニスタン人とアメリカ人のハーフです)。

彼女はなんとPeace Corpsというボランティアを通じて、私と同じ時期に2年間タイに住んでいたというのです。なんという偶然!

二人でタイの話でかなり盛り上がりました。彼女も私と一緒でタイが恋しいようです。もちろんメソト(タイ・ビルマ国境の町)も知っていました。これから彼女にエッセイをみてもらったり、英語で困ったときは彼女に相談する予定ですが、気が合う友達に巡り合えてとてもラッキーです。

さてさて今日はこれで寝ます。明日からがんばろう。

2011/09/20

フレンチマーケット

勉強の大変さばかりを言ってしまいますが、読めども読めども次から次へとリーディングが増えます。

これ日本語で書かれたリーディングだとしても大変な量です。私の取っている授業がまたリーディングが多い。受験生のように机の椅子にずっと座っています。図書館は24時間なのでみんな深夜になっても数人は勉強しています。私はさすがに0時前には帰ります。明日のために充電せねばなりません。

今日のSocial and Behavior Aspects of Global Healthの授業では抜き打ち小テストがあり、やられました。クイズというものです。これは最終スコアには10%ほどしか影響しないのですがそれでも抜き打ちは感じが悪いな。。。

最近のブログが勉強のことばかりなので、週末に行ったフレンチマーケットと日本食屋さんの料理を紹介します。
フレンチマーケットはフレンチクオーター内にあります。うちの寮からは徒歩20分くらい。1791年のアメリカ最古のマーケットらしいです(地球の歩き方参照)。

フレンチマーケット入口

マーケットでは野菜等が売っていますがフレンチクオーター内なのでやや高め。どちらかと観光客向けかもしれません。私は大学のシャトルバスで大型スーパーに行って野菜は買いだめしています。

マーケットの中は服や小物等いろんなものが売っています。特にワニの置物!

                 ジャクソン広場内にあるセントルイス大聖堂。

最後に週末の昼に友達と食べにいった日本食。米国に来て初日本食レストランに行きました。思ったよりおいしかったです。ニューオーリンズが海の近くで魚介類が新鮮だからかもしれません。

現地時間深夜0時です。明日はEpi(疫学)です。だんだん難しくなってきました。予習の理解度は50%くらいだけどもう寝ます。。。

2011/09/17

怒涛の1週間

映画を観に行ったり、友達とごはんに食べに行ったりたまに息抜きはしているのですが、勉強は本当にやばいです!

今日でやっと一週間が終わりました。あっという間に終わってしまいました。

予習にかなり時間がかかります。特に保健システム系の授業のリーディングの量が多い。先生が事前に提示した読み物を全て読もうとすると夜中になってしまいます。もちろん全力をかけて読んでいるつもりですが。

特に、しつこいようですが自分に関係性がない分野(米国の保健システム)になると特に時間がかかります。何度も何度も読んでも頭に入ってこない。きっとぴんとこないからです。

先週の米国の保健システムの授業はチンプンカンプンだったので先生とTA(Teaching Assistant)にメールをしました。どうやら私だけが混乱しているようでなく、他の留学生もこの授業についていくのが大変だということで来週に留学生向けの特別授業を設けてくれることになりました。

頼みます。これでわからなかったらどうしよう!今月末にこの保健システムのMid Term Exam(中間テスト)があるのです。それまでにおいつかなければ。。。来月上旬はEpidemiology(疫学)のMid Term Examがあります。

ずっとパソコンの前か教科書を読んでいるかという状態が続いており、暇あるとFacebookやインターネットサーフィンをしてしまう始末。週末は気晴らしに少し出かけて外の酸素を吸いにいかねば。

2011/09/15

映画「CONTAGION」

ずっと楽しみにしていた映画を本日みることができました!
映画「Contagion」(感染)!

Tulane大学の学生は4ドルでみれるという破格の企画があり、みることができました。さすが金持ち大学です。

公衆衛生を学ぶ人は絶対みてほしい映画です。以下URLをつけています。

http://contagionmovie.warnerbros.com/index.html#/home

日本で数年前に上映された「感染列島」に少し似ていますがCONTAGIONのほうが臨場感があったと思います。2009年に世界を襲ったH1N1インフルエンザを思い出しました。

未知の感染症に挑むCDC、WHOのスタッフ。私の好きな役者さんが勢ぞろいしていました。ジュード・ロー、ケイト・ウィンスレット、グフィネス・パルトロウ、マットデーモン等々豪華な俳優陣。

日本でもう上映されているかどうかわかりませんがぜひチェックを!

こんな映画をみつつも、勉強は忙しいです。やばい。グループワークや宿題とやることが多いです。
映画をみて元気がでたので、また勉強頑張ります!

2011/09/12

September 11

現在、ニューオーリンズ時間9月11日夜9時。

米国の各地では9.11テロの哀悼セレモニーが開催されています。

10年前のあの日、私は看護学生1年生でした。学校の帰りに最寄駅内にあるテレビ画面でビルに突撃する飛行機をみて、呆然とたちつくしていたのを覚えています。これは映画か?ドラマか?

あの頃を振り返ると、まさか自分が米国に住むなんて想像もしていませんでした。
9.11から米国の対テロ戦争がはじまり、多くの米国兵士が派兵され戦死し、またアフガニスタンに住む罪のない人々の命が失われてきました。

9.11に関連する本をたくさん読んできました。アフガン派兵後のPTSDに苦しむ兵士たち。実はブッシュ元大統領が作ったテロなんではないかという恐ろしい本までありました。9.11から戦争という道を歩み進めてきた米国。私にはその意義を見出せません。

また忘れていけないのは今日で震災から半年が経ちました。

約半年前にみた被災地の光景は今でも鮮明に焼き付いて私の脳裏から離れません。一種の軽いPTSDのような症状かもしれませんが今でも震災の夢をみます。少し壁が揺れただけで米国にいても通常よりも反応している自分に気がつきます。

3月11日を境に2万人近くの尊い命が失われました。予期せずに、あの日の震災で愛する家族、恋人、友人等を亡くされた方々。今も避難所で暮らす方々。復興に汗を流す被災地の方々。そして今米国で勉強している自分。今この瞬間の命に感謝し、私が精一杯できることを悔いなくしたい。そう思わずにはいれません。

来月、うちの学校(おそらく公衆衛生、熱帯医学部対象)の生徒会で、東日本大震災の緊急医療援助活動について発表させてもらうことになりました。
微力ながらも自分のできることをしていきたいです。

2011/09/10

New Orleans Seafood Festival

今週の授業が今日で終わりました!嬉しいー♪

今日の授業はPrinciples of Health Systems Administration and Managementという授業。とっている授業の中で一番過酷です。まじでやばい。予習をしたのに教授が何言っているかわかりません。私の問題だけでなく彼のしゃべり方にも問題があります。ぼそぼそ話すから聞き取れない。

授業の内容は主にアメリカの保健システムについてです。民間保険などもはいります。アメリカの保険システムは複雑で日本のような生活保護、国民皆保険から民間の保険まで様々。とりわけ民間保険が有利にたち、保険が市場化しています。高い医療費を払えずに破産する人も多いのが現状です(興味がある方、堤末果さん著「貧困大国アメリカ」読んでください)。

この授業は必須科目。避けてはMPHを取れません。でも国際保健を勉強しにきているのに米国のシステムを学ばなきゃいけないのか不満なのが正直ですが(クラスでは米国の学生が90%を占めるので文句は言えないけど)。秋のこのセメスターはこの3単位の授業に私の大部分の時間を捧げてしまいそうです(涙)

さて授業が終わり解放された今日は友達たちとNew Orleans Seafood Festivalに行ってきました。

ビック・バンドを聞きながらかき(Oyster)を食べましたよ!8ドルなり。安いです。6~7枚かきが入っていました。めっちゃおいしかったです。幸せ。Oyster Festivalという祭りもあるらしい。行かねば。

               かきを焼いています。匂いにつられ並びました。

かきがいろんなスパイスとともに焼かれて激うま。

ビックバンド。ジャズ発祥の街New Orleansならでわです。

2011/09/09

勉強の取り組み

今週から授業内容は、イントロから本格的になっています。意外に一番おもしろい授業が疫学。
Cross Tabulationの数字が全部解けたときに気持ちがすっきりします。あと教授がおもしろいのかもしれません。

相変わらず読む量が多く、自分の弱さに負けてしまいそうです。もう読まなくてもいいっかって思ってしまう。でも予習していったほうが授業ははるかにわかります。復習もしやすい。米国人は英語早く読めていいなぁとうらやましく思ってしまいます。一部の米国人のクラスメートは先週でた宿題してなかった人もいましたね。あんた3連休何やってたの?って思いましたが。。。

アジア人、他の国の留学生は比較的に勉強に取り組む姿勢が真面目だと思います。こんなに真面目に勉強しているのに英語という第2言語で彼らに劣るのはしょうがないかもしれません。でも、私わかったんです。自分の英語はネーティブみたいに操ることはできないけど、それを卑下する必要はないと。

看護師の経験、タイ・ビルマ国境の経験、熱帯医学の知識が私にはあります。ただ英語で勉強するから難しく思えるだけで、自分のバックグランドからみるとそんなに難しく思う必要は全くない。

今日は疫学の授業をとっている米国人の友達と一緒に復習をしていました。彼女はCross Tabulationにつまずいており「アイコ、時間があったら教えて」と言われ話をしていました。これから一緒にGroup Studyをする予定です。

今からまた予習・復習。負けないでがんばります!

2011/09/06

ビルマのサラダ“ラペットゥ”

3連休は熱帯暴風雨のため天気が非常に悪く、家にいることがほとんどでした。

昨日は久しぶりに大好きなビルマ料理のひとつ“お茶の葉サラダ(ラペットゥ)”を作りました。キャベツ、トマト、お茶の葉(ラペットゥの素)、ガーリック、ピーナッツがあれば作れます。このラペットゥの素はニューヨークのビルマ人の友達に買ってもらったものです。感謝。

                ビルマのお茶の葉サラダ・ラペットゥ

ビルマ料理を食べるのならビルマ人と一緒じゃなきゃ!と思い、大学のビルマ人の友達を呼び一緒に食べました。「プーコンデ―(めっちゃ美味しい)」と言ってくれました。ビルマ人に褒めれてちょっと嬉しい。

彼女はビルマ国内からの留学生です。彼女の身の安全のため詳しいことは書けませんが、新政権のことや国境のことなどをストレートにディスカッションできたのは嬉しかったです。少し感じたのは難民に対してあまり関心がないのかなと思いました。国内では情報操作されており、実感がないのかもしれません。軍事政権がカレン族、他の少数民族に対して弾圧していることをあまり認めようとしなかった。一部の少数民族と現政権の停戦はまだ結ばれていません。そのため今でも国境では難民の流出が続いています。紛争がまだ続いているのです。

たまにビルマ語を話しブラッシュアップしなければ。来年の夏に研究のためにタイ・ビルマ国境へ戻りたいなと思っています。そのときにまたみんなとビルマ語で話したいです。

2011/09/04

熱帯暴風雨のリーさん

キターー!!(゚∀゚)!!ーーーーーーー熱帯暴風雨のリー(Lee)さんーーーーー!!

今ニューオーリンズ、ルイジアナ州全土は緊急災害宣言がでており街は閑散としております。
その原因はリーさんです。CNNのリンクつけました。
http://www.cnn.com/2011/US/09/03/tropical.weather.gulf/index.html?hpt=hp_t1

かなりの雨と風で大学メインキャンパスに行く道は洪水になっているそうです。大学のシャトルバスもキャンセル。寮では雨もりしている部屋もあります。私の部屋はかろうじてか免れました。

アメリカってハリケーンや台風なんでも人の名前つけるから変な感じですよね。リーさんの次はタケ(TAKE)さんがメキシコ湾沿いでうろうろしています。

雨は月曜まで続くそうです。こりゃ寮から出れません。一瞬雨が止んだのでベトナム人の友達と一緒に郵便局へ行こうという話になり歩いているとまた豪雨と強風が襲ってきました。町には倒れた看板、木々、柵などが散乱しまるでテレビの中です。こんな暴風雨の中で出かけた私たちがばかでした。挙句に郵便局いつもより早くに閉まってたし!(涙)

リーさんは暴風雨だけでなく竜巻も各地で起こしています。早くどっかに行ってほしい。。。


2011/09/03

Bless you

長かった1週間がやっと終わります。気がつけばもう9月。

授業は相変わらず読み物が多く、宿題もでています。疫学ではCross Tarbulationについて。熱研でやった覚えがあります。

授業や寮、街中でくしゃみをする人をみかけるとみんな「Bless you(神のご加護を)」とくしゃみをした人に声をかけます。私も気がつけばBless youと言ってます。またBless youと言われたときには「Thanks」とお礼を言っている自分がいます。なんか笑ける。。。授業で教授がくしゃみをした際にはみんなBless youって言うんですよ。変だ(笑)

熱研で聞いたのですが、このBless youの起源は、イギリスでペストが猛威を振るった際に、ペストのひとつの前兆症状としてくしゃみがあり、それがもとです。そのため人々はくしゃみをする人に「神のご加護あれ」と言っていたそうです。くしゃみで魂がぬけるとかも考えられていると思いますが。。。

私は花粉症もちなので、もしNew Orleansでアレルギー性鼻炎なんぞになったらえらいこっちゃと思います。一日中、みんなにBless youと言われるのはかなわん。まあNew Orleansは亜熱帯地域なので花粉症を発症することはないと思いますが。

ところで今週末は3連休です。9月5日は勤労感謝の日で米国の祝日です。友達とカヌーに行こうと言っていたのですがキャンセルになりそうです。なぜなら熱帯性暴雨の目がNew Orleansに直撃する予定だからです。大学のHPやメーリスにもTropical Storm Warningと情報がありました。せっかくの連休が・・・。



2011/08/31

疫学 Epidemiology

今日は疫学の授業がありました。やはりでました。疫学の父John Snow氏。看護学生、長崎大学熱研での授業から何度聞いたことか。

また授業はIntroductionなので疫学と言えどもそんなに難しくありません。数字がでてくると嫌になりそうですが。授業は60~70%近くはわかります。念のため、先生から許可を得てテープレコーダーで授業をすべて録音しています。聞き落としたところを聞くために。

今思うことは長崎大の熱研で勉強したことが今プラスになっているのではと感じています。日本語で一度学んだ熱帯医学・公衆衛生の知識が少なからずともあるので授業に対して、そんなに難しく感じる必要はないような気がします。分野によりますが。

授業前には大学のWebsiteよりシラバスや次の授業の配布資料、Reading等をみることができ、事前に勉強しておかなければなりません。予習復習には時間がかかりますが知識を確実に吸収するためには必要なこと。大学内にある24時間開館の図書館を使って勉強しています。医学生が使っているので静か。寮から渡り廊下を使って行けるので安全です。

授業には教科書が必要です。教科書は自分で用意しなければいけません。古本を先輩から売ってもらったり、大学内の本屋さんで買ったりします。医学書って薄いのに高いです。50ドル以上するものばかり。AmazonでEpiの本は買いました。書籍到着までMPH2年生の先輩のEpiの本をお借りする予定です。


2011/08/30

First day of classes

やばいです。授業が本格的に今日からはじまりました!息切れしそうです。。。

めっちゃくちゃ読みものが多いです。今日はクラスのシラバス紹介で終わりだろうと思ったら大間違い。宿題もでて早速グループワークの課題がかされました。

今日の授業はSocial and Behavioral Aspects of Global Health.

リスクがある行動についてグループで話し合い、その行動がどのように健康に負担を及ぼしているかグループで考えようというものです。エッセイ(2、3の参考論文)を9月19日までに仕上げなければいけません。うちのグループはCommunity Sanitationについて考える予定です。アメリカ人2人、カナダ人1人、アフガニスタン人1人、私日本人1人の5人グループ。カナダ人の友達がめちゃ優しくて、授業の後「何かわからないことあった?なんでも聞くよ。」と声をかけてくれました。

留学生の友達同士のつながりも大事です。でもネーティブイングリッシュスピーカーの友達は学術的にこれからもっとお世話になると思います。。。

グループワークだけではなく、各授業前までに関連する論文を3,4本読み、また授業に使われる教科書を読んで予習しておかなければいけません。

「あんた、よくブログ書いている暇あるね。」と思われる方、本当です(汗)。でも日本語で自分の気持ちを発信できるこのブログにストレス発散しています。

皆様、これから勉強に苦しんでいる姿をよく書くと思いますが、どうかおつきあい、応援してもらえると嬉しいです!がんばります!

追伸;明日はあまり好きではないEpidemiology(疫学)のクラスです。怖いです・・・。



2011/08/29

ハリケーンにそなえて

明日から授業がはじまります。今週末みたいにゆっくりできる日はもう当分来ないのかもと思うと恐ろしくてなりません。

今、米国東海岸沿いにハリケーン・アイリーンが上陸し非常事態となっています。今のニューオーリンズは晴れた日が続き何事もありません。2005年にニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーナもこの時期頃に猛威を振るいました。

ロータリーのホストカウンセラーに「分厚いレインコート」をいち早く買いなさいとアドバイスをもらい、今日はレインコートを探しに街を歩きました。ハリケーンがもし上陸したら時すでに遅し。レインコートが品切れになってしまうようです。オリエンテーションでも何度もハリケーンの話がでました。

日本の地震と同じですね。地震が起こった後に懐中電灯が売れるように。。。

はじめに行ったスポーツ用品は日曜日で休みでした。Walmart(日本のイトーヨーカドーみたい)で買えばいいんじゃないの?とカウンセラーに言うと「そんな安っぽいのはだめだ!」と。。。結局今日はいいレインコートはみあたらずまたチャンスがあるときに買おうと思います。

カトリーナの後、ニューオーリンズはかなり復興しているように観光客の方は感じるかと思います。でも一歩街の郊外にでると、カトリーナが起こったのはまるで昨日のようだったのではと思わされる建物がいっぱいあります。廃棄された工場。家の窓が割れ落書きのあと。

うちのMPHで有名なのは熱帯医学の授業が受けられることだけでなく、緊急援助、災害についての授業がとても長けていることです。私の選択授業では緊急援助、災害についてを受講する予定です。東日本大震災で学んだことを生かし、また今後も難民支援をしていきたいのでこの選択授業が魅力的です。

           ホテルの広告に使われていたビルの壁。さすがJAZZ発祥の街。

2011/08/26

Tulane is Global Health

昨日、今日でスーパーオリエンテーションが終わりました。入学式のような感じで、School of Public Health and Tropical Medicineの学部長のあいさつから、在校生の学生生活、教授の紹介、施設の紹介などいっぺんに詰め込んだ感じです。エネルギッシュな雰囲気に包まれたオリエンテーションに私も興奮してしまいました。


さて、これからの私のブログでは「ルー大柴」並みに英語を使うと思いますが、ご容赦お願いします。

私が2年前に入学許可書をもらったときは学科名はDepartment of International Health and Developmentでした。ですがチューレンも時代の流れに沿って、今年からDepartment of Global Health Systems and Developmentにかわりました。内容は変わっていないと思うのですが、International Health Systemsという学部と合併したようです。Tulane is Global Healthという文字がパワーポイント、バッチ、どこでもみられます。さすがお金持ちの大学で大学のロゴが入ったタンブラーや、手帳までもくれました。

この2つ日間は自分の専攻を何し、何をファーストセメスターで単位履修するかが最大の課題でした。

私のConcentration(専攻)はSociety, Behavoir, and Development に決めました。学科の中で特に何をしたいかがConcentrationです。

私の選択したConcentrationは社会学、人類学、政治学の人に長けているようなConcentrationとなりClinicalのバックグランドがある私の強みを生かせないのではと思ったのですが、私のAcademic Advisorとなる教授が、このConcentrationに所属しており、どうしてもこの先生のもとでタイ・ミャンマー国境の研究をしたいと思ったことが決定打です。

私のMPHコースでは45単位取得しなければならないのですが、私は医療者なので42単位になります。3単位免除!授業料が少し安くなりラッキーです。たった3つの単位で27万くらい違います。

明日はAcademic Advisorと面談し、CourseのRegistrationについて話をします。First Semesterでは学校が要求するCore Courses(Public Healthの基本)を取らなければいけません。初のSemesterでは13単位取得を目指そうと考えています。そのうちElectiveコースでPublic Nutrition and Health in Complex Emergenciesの履修を考えています。この授業が一番楽しみです。

2011/08/24

国際親善奨学生について

こちらは現地時間朝7時です。

昨日は受け入れロータリークラブへはじめて訪問し、そこでワインを飲み、帰ったらいつの間にか寝てしまっていました。

ロータリーでのスピーチ、初回にしてはなんとかうまくいきました。私の自己紹介を主にしたのですが、タイ・ビルマ国境での医療活動の話、東日本大震災での医療援助活動のお話などを少しさせてもらいました。ロータリアンの皆さん、熱心に話を聞いてくださり、震災の話では涙ぐんで聞いてくれる方もいました。

なにはともあれ無事に終わってよかった。

受け入れロータリークラブはまだ立ち上がって2年目というとても若いクラブで、そして平均年齢もかなり若いのが特徴です。平均年齢約29歳!これはロータリーのクラブの中でもかなりかなり若いです。私の歳と変わりません(私は現在28歳)日本の推薦クラブは平均年齢65歳なのに。。。年齢のギャップがすごいです。

ロータリー財団の国際親善奨学生についてご存知ない方も多いかもしれませんが、日本の推薦クラブ(居住地、本籍がある近く)の推薦をもって、ホストクラブの受け入れ(留学国での)が決定します。その推薦クラブ、ホストクラブ間の親善をするのが私の役目です。これはだけでなく、ニューオーリンズにある所属地区で日本、大阪を宣伝し国際交流を図るためにスピーチを年に10~12回しなければいけません。めんどくさいと思う方もいるかもしれませんが、私はたくさんの地元の人に会え、人前で英語でスピーチする訓練にもなるし、国際奉仕を目的としている財団をとても尊敬しています。なのでめんどくさいと思ったことはないし、自分の勉強にもなり奨学金もいただけ感謝している次第です。

話が長くなりました。

日本のクラブと留学先のクラブは年齢から雰囲気まで違ってびっくり。日本のクラブは昼間にホテルで会合を開きます。でもニューオーリンズのクラブは夜にバーでお酒を飲みながら会合をします。

                 バーの奥の部屋で会合を開いています。

悠長に朝からブログを書いている私ですが、今日は今から大学のオリエンテーションです。私は大学で、Tulane UniversityのSchool of Public Health and Tropical Medicine、Department of Global Health Systemes and Developmentという部に所属しています。その部の中でもさらに細部に分けた学科を明日中に決めなければいけません。Concentrationをどうするか。今年から大学の学部編成がかわり正直わけがわからないことも多々あります。

わくわくドキドキします。それでは行ってきます!

2011/08/23

Fallen in Love with ニューオーリンズ

何だ!この胸のときめき!

早くもニューオーリンズに惚れてしまいました。ご飯はめちゃめちゃおいしいし、街並みがきれいだし、人は優しいし、JAZZはあるし、コーヒーがおいしいし、おしゃれな店がいっぱいあるし、物価は他の州よりも安いし。しいて言えば犯罪率が高いのがネックですが昼間は女の子一人で歩いていても全然大丈夫です。夜は歩いてはいけない道はたくさんありますが。。。

日曜日はホストカウンセラーのロータリアンさんにWalmartという日本のイトーヨーカドーみたいなところに連れて行ってもらいました。プリンター、炊飯器、フライパン、日常生活用品もろもろを買い340ドルも使ってしまいました。生活基盤を作るためにはしょうがない。

昼ごはんはローカルのニューオリンズの人たちが来るレストランでDuck Waffleというものを食べました。名前からしてお菓子かと思いますが、違うんです。


ワッフルにスウィートポテトをのせ、チリの甘辛和えをした食べ物なんです。甘さと辛さが混じった絶妙な味。美味しい。私の説明力の無さが大変無念ですがニューオーリンズって本当に独特な食べ物が多い。

私のブログが最近食べ物のことばかりで大変がめついブログになっていますが、本当に本当に美味しいです!ラストンという恐ろしくご飯がまずい地域の後だからかもしれませんが。。。

さてさて、以下写真でニューオーリンズをお伝えします。

  世界最古の路面電車。1835年から営業。かわいいです。長崎に住んでた時を思い出します。

        140年以上も営業しているというCafe du Monde(地球の歩き方情報)

コーヒーとお菓子のベニエ。温かい焼きたてのベニエにたっぷりと砂糖がかかっていてめちゃ美味しい。

                    ジャクソン広場前の絵画売り

書きたいことがいっぱいありすぎて書ききれない。今日は寮のチェックインを済ませ、明日は大学の留学生として手続きすることがあります。明日の夜にはロータリークラブで英語ではじめてスピーチしなければいけません。ひぃー!

明後日からは大学のオリエンテーションがはじまります。タイ・ビルマ国境に詳しい教授が私のアカデミックアドバイザーになってくれました。なんてラッキーなんだ!今日その教授から「メータオ・クリニックのことはとてもよく知っているし、会えるのを楽しみにしているよ」とお返事がありました。興奮冷めやらずです。




2011/08/21

ニューオーリンズ到着!

ついに来ました!ニューオーリンズーーーーーーーーーー!!!

                   (写真は大学前のTulane Avenue)

ニューオリンズに来なければこのブログの本題ははじまりません。

ニューオーリンズの空港でロータリークラブのホストロータリアンさんとその奥様が待っててくださいました。空港から寮でのチェックイン、夜ご飯までお世話になり本当に感謝。ホストロータリアンはもちろんアメリカ人でニューオーリンズで働くビジネスマンなのですが、奥様はなんと日本人なのです。なんて私はラッキ―なんだ。心強いです。

そして寮。ラストンよりははるかにきれい。医学部生と公衆衛生、熱帯医学部に通う学生が大半の寮。月816ドル(日本円で約7万円)。ベッドや机等の家具、光熱費、インターネット代を含む。ファーストセメスターはここで暮らす予定です。
ちょっと狭いけどきれいだし悪くはない。寮から大学まで徒歩5分程度で便利です。


夕食は本場の南部アメリカ料理を食べました。めちゃめちゃ美味しくて涙がでそうでした!ニューオーリンズ食事がおいしいって情報は本当でした。ナマズ焼きとトマトとオクラあえを食べました。そのほかの料理もつまみましたが本当に美味しくて感無量です。


明日はホストロータリアンさんに大型スーパーマーケットへ連れて行ってもらい日用雑貨品を買う予定。こんなに助けていただいて本当に感謝感激です。


2011/08/17

ここが変だよアメリカ空の旅

語学学校も終盤をむかえようとしています。仲良くなった友達と別れるのは心苦しいですが、ニューオーリンズに行くのが楽しみでしょうがありません。特にごはん。ここよりは絶対おいしいと思います!

ルイジアナ工科大学内の寮に今住んでいるのですが、今週から怖いくらいに人がいません。この学校はクオーター制(4学期制、チュレーンはセメスター制)をとっており、学校が夏休み入ったため多くの学生が実家に帰ってしまったようです。寮の中も外もほとんど誰もみかけないしゴースト寮化しています。変質者も怖いけどおばけも怖い。

土曜の早朝便で立つ予定ですが、最寄の空港Moroe(ルイジアナ州)→Dallas(テキサス州・ダラス)→New Orleans(ルイジアナ州)とまた乗り換えに乗り換え。

飛行機に乗ることは苦痛じゃないのですが、乗り換えがスムーズにいくかが一番不安です。

BuffaloからこのRustonへ来る日記に書きたかったのですが、ここまで来るのにどんだけ冷や汗をかいたことか。。。

全ての飛行機が予定通りに来なかったのです。システム障害だったらしい。私の運が悪いのかよくあることなのか。
Buffalo(8:00)→ Chicago(10:00)→ Dallas(15:00)→Monroe(16:30着)の予定で来るはずでした。Monroeは今最寄りの空港。

まずNYのBuffaloで出発予定時間より1時間遅れ(朝8時発だったのが9時半発に)、Chicago発10時の便に間に合わないと思い、カウンターのおじさんに文句を言うと、
「大丈夫だ。間に合う。」と一言。確かにNYとシカゴの間では1時間くらい時差がありますがそれでも遅れているので本当に間に合うか半信半疑でした。

そしてBuffaloからシカゴに着いたのが現地時間9時55分!ゲートを案内するモニターにはDallas行き”Now Boarding...(搭乗中)"。やばい間に合わないとシカゴ空港内を猛ダッシュ!さらにシカゴ空港めちゃくちゃ広っ!!!おかしなことに空港内を走っている人が多いこと、多いこと。。。もう運動会状態。

私が搭乗したのは10時ちょうどでした。ひぃー(汗)。またさらに間が悪いことにDallasでも2時間遅れ待つことに・・・。

もうひとつ米国の空の旅で謎なのが、国内線の客室乗務員はどうしておばちゃん(またはおばあちゃん)ばかりなのでしょうか?私がアメリカに来て使用したのがJet BlueとAmerican Airlineです。どちらとも飛行機の中では白髪のおばあちゃんに近い人が働いていました。シニア人材を空の旅で活用する米国。謎です。たまたまなんでしょうか。

おばあちゃん客室乗務員の荷物を棚へあげるお客さん。おい、逆でしょ!お客に仕事させてどうすんの(苦笑)。あげくの果てに私が注文したスプライトを忘れる始末。着陸間際に「忘れていたの。ごめんなさいね~。」と。はぁ・・・。

無事にNew Orleansに着きますように!

番外編;恐ろしい米国のたばこ広告がはじまるかもしれないとのこと。ちょっと見てみてください↓
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-14553228




2011/08/13

銀行口座開設

おととい銀行口座を開設しました。大手チェースバンクです。

ニューオーリンズに行ってからでもいいかなと思っていたのですが日本の銀行からお金を送金するのに時間がかかること、8月末のTulane大学の授業料振込締切に間に合わないかもと思い開設しました。

銀行開設の必要提出書類は
①パスポート
②I-20(学生ビザとともに証明)
③在学証明書

以上です。寮から銀行まで歩くと40分くらいはかかります。とてもこの暑さでは歩けそうになくクラスメートのサウジアラビア人の友達に車で連れて行ってもらうことに。。。クラスメートで車を持つのはサウジアラビアの人たちのみ。さすがオイルマネー。

無事に銀行口座を開設できましたが1時間もかかりました。デビットカードは来週私の手元に届く予定です。小切手はその場でもらいました。ひぇー小切手なんか日本で使ったことない。

昼休みにサウジアラビア人の友達についてきてもらい、口座開設に1時間もかかったため昼食は食べることができませんでした。あげくに授業も遅れることに。朝から夕方4時までご飯はお預けで私もちょっとラマダーンな半日でした。

「授業に遅れてごめんね。しかもラマダーン中身体がつらいのに・・・。」と私が言うと、

「大丈夫。授業をさぼれてラッキーなくらいだよ。」と友人。本当に感謝です。

ラマダーン中はサウジアラビア人の人たちの前でごはんの話をしたり、水を飲んだりしたりするのはなんだかかわいそうになってくるので極力していません。

9月までラマダーンみんながんばれー!

2011/08/09

私の英語

語学学校も残り半分を切りました!あと9日間だけです。

今日ははじめてルイジアナ工科大学の授業を受講しました。School of Health Biologyの中にあるMicrobiology(微生物学)の授業を一コマだけとりました。Microbiologyを教えている教授が快く受講してもよいと言ってくれ参加することに。

なぜわざわざこの授業を受けたのかというと、今の私の英語のレベルでどこまで英語で話される授業についていけるか試してみるためです。

結果はうーん。何と表現すればいいのやら。

私が看護師国家試験のときに勉強した科目だったので(ずいぶん前になりますが)わかりやすかったのではないかと思います。自然免疫(Natural Immunity)と獲得免疫(Acquired Immunity)の話が中心でした。

大まかな話はわかります。でも細部にわたって理解しているかということには今でも自信がありません。もうこれはリスニングを強化するよりほかないかなと思ってはいます。

そしてノートをとるときに英語のスペルがわからなく困ることが多々。自分で書いた単語が速記できたなくて読めない(涙)。もちろん辞書なんか引いている間もなく先生の話は進みます。

毎日家ではCNN,BBCニュースのPodcastや国境なき医師団(MSF:Doctors Without Bordersの英語HPよりダウンロードできます)のPodcastを聞いています。わかったふりをして聞いているのか、わかっていないのか時々わからなくなる。。。

そういえば最近アメリカ人の知人に私の英語にBritsh Accentがあると指摘をうけました!初めて言われました。BBCを聞いているからなのか。たまに日本語訛りはあまりないねとは言われます。そのかわり中国人英語っぽいとは言われますが・・・。きっとタイ生活で得た変な英語なんだろうな。。。

最後に週末はMoroe、Shreveportという街に友達たちと遊びに行きました。日本ではマイナーすぎて知っている人は少ないかと思いますが。。。ここらへんではショッピングモールが大きいことで有名です。週末予定していた運転免許試験は断念しました。思ったよりも勉強しなければいけない量が多く、運転未経験の私が簡単に合格しそうに思えなかったので。またニューオーリンズで生活が落ち着いたときにとろうかと思います。
                                       Shreveport

    Shreveportのショッピングモールでは路面電車が走っていました。まるでディズーニーランド。

Cold Stoneは日本でも有名になりつつあるアイスクリーム屋さん。本場の米国人も歌ってました。

2011/08/04

Cooking Night

昨日は私を含む留学生とルイジアナ工科大学で勉強する栄養科の大学院生たちと韓国料理を作るイベントがありました。時折ルイジアナ工科大学で勉強するアメリカ人の学生たちと交流する機会があります。おとといは心理学の授業で留学生がよばれ、リサーチのひとつとしてインタビューを受けました。

今回のCooking Nightでははもちろん韓国からの留学生が手本をみせながら作ることに。唯一1人の韓国人の彼女はひどく緊張していたようですが、私はかなり満足しました。アジア料理を久しぶりに食べることができ大満足です。みんなでプルコギを作りました。

私のクラスでは留学生の半数近くがアジア人ですが、彼らといるととても落ち着きます。やっぱりアジアの友人って感じがして。みんな顔が似ているし、かもしだす雰囲気が似ている気がします。

私がタイのメータオクリニックで働いていた時もいろんな国からのボランティアと出会いました。台湾、フィリピン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランスなどなど。その中でも私はアジア出身の友達といる自分が一番本当の自分に近いような気がしていました。英語がお互い母国語ではないという点が大きいかもしれませんが生活スタイルから場の空気を読むとこまでなんとなく似ておりほっとしている自分がいました。

私が日本にいてとても残念だと思うのがあまりにも日本人はバイアス(偏見)をつくりがちです。かの有名M女優の旦那さんであるT男優がFテレビ局で韓国ドラマを流しすぎで日本が浸食されているなどと発言し論争を招いていることは皆さんご存知だと思います。

私としては別に韓国ドラマを流そうがハリウッド映画を流そうが対して変わりがない気がします。ハリウッド映画なんか毎週のようにテレビの夜の映画ロードショーで流されていませんか?グローバル化、情報社会の今、どこの国のドラマや映画を流そうが不思議ではありません。むしろお隣の韓国のことを知れて私はいい機会なのではと思います(別に私が韓流映画やドラマを好んでいるから言っているじゃありません)。韓国や台湾、他の国では日本のドラマはしょっちゅう流されています。「のだめカンタービレ」「木村拓哉」等みんなよく知っています。

私の意見に反論する人は果たしてどのくらい韓国の人とふれあい、日本の文化や伝統を重んじるのか聞きたいくらいです。

また日本の中で「あの旅行団体は中国人の団体だ。うんざりする。日本がのっとられる」などと思っている人はいると思います。

“中国人”“韓国人”だからなどと定義づけをするのはなんだか変な感じがします。ステレオタイプに過ぎない。

私はこのラストンにきた初日、中国人の留学生に寮を案内され、荷物を運んでもらったり
買い物につきあってもらい。部屋のセットアップも手伝ってもらいました。翌日も中国人の友達から電話があり「あいこ、困っていることはない?いつでも呼んでね。」と声をかけてくれました。今もクラスメートの別の中国からの友達とお昼を食べたりしています。日本人の友達と同様に手を振り、目があえば挨拶します。

中国“人”、韓国“人”、台湾“人”、ベトナム“人”どこの国で生まれ、育ったかが違うだけでみんな同じ人。大切なアジアの友人です。

2011/08/02

クラスメート 

語学学校ではいろんな人が勉強にきています。一番多いのはなんとサウジアラビア人。その次に台湾、中国、韓国、ベトナム、スウェーデン、ベネズエラなどの国からの留学生です。

なぜサウジアラビアの学生が多いかというと、近年サウジの王様が渡米する留学生に対し無償で奨学金を出すと発表したことが理由らしいです。噂によると月々2000ドルもらえるらしいです。うらやましい。

他の留学生は自費がほとんどなので彼らよりはやる気は高く見えます。私もこの語学研修は自費で払う予定です。ロータリー財団から受けるように指定を受けたわけではないので。。。

先週のWritingの授業ではEssayを書く宿題がありました。でも2人のサウジアラビアからの学生が宿題をしておらず先生になぜ宿題をしてこなかったんだ?と問い詰められました。すると・・・

「ラマダーンがはじまるからできませんでした」と言い訳をする二人(笑)。

そうです。8月1日からイスラム教徒の義務のひとつ「断食(ラマダーン)」がはじまりました。どうりでみんな元気がない。朝4時に起き朝食を食べ、夜の9時まで食事、飲みものを一切口にすることができません。このラマダーンは1か月続きます。かわいそうに。。。私たち他の国の留学生も来週1日だけラマダーンにチャレンジする予定です。

今週末にベトナム人の友達とルイジアナ州の運転免許を取りにいこうかと話しています。
運転免許の試験は15ドル。超格安です。そして1日で免許が取れるらしい。

実は私日本で運転免許をもっていません。大阪、東京の大都会で暮らしていたためほしいと思ったことがありませんでした。運転免許を取るなら格安にアメリカでとりたいとかねてから思っていました。アメリカで取得した免許は日本の免許へと書き換えできるようです。

でも皆さん私の運転する車乗りたくないですよね。。。

2011/07/31

禁断症状

ラストンの町にきてから初の週末です。仕事辞めてから旅行や留学前の準備で忙しく休む暇がなかったのでここにきてはじめてゆっくりすることができています。

今日はルイジアナ工科大学で勉強する日本人の学生さん(この大学には日本人は5人もいません。かなりマイノリティです)と彼女のお友達であるアメリカ人の学生さんたちとプールに行ってきました。日中は日本でいうと35度以上になりめちゃくちゃ暑いのでプールは最高です。

このブログは基本日本語で書いていこうと思うのですが自分に余力があれば英語でも書いていこうかなと思っています。日本人以外の友達にも読んでもらいたいので。でも今回のブログはアメリカ人の友達には読んでほしくないので日本語で。。。

禁断症状というのはもう食べ物が限界です!!!

自分がこんなに食べ物に執着するとは思っていませんでした。薄い味のものが食べたい。。。
ネットサーフィンで日本食をみてはよだれがでます(涙)。
今の寮では自炊ができる環境ではありません。キッチン、バス共同です。

あと20日もすればニューオーリンズに引っ越しチュレーン大学内の寮に入ります。そこは各部屋にキッチン、お風呂が付くStudioタイプのお部屋。引っ越ししたら自分の好みのご飯を作ろうと思っています。

それまでは今いるルイジアナ工科大学の学食やレストランで我慢せねばいけません。ご飯は塩っぽく脂っこいものばかり。関西出身の薄味好きの私には拷問です。そして周りにいるアメリカ人は私の1.5倍~2.0倍以上の体重の人たちばかり。。。

タイに住んでいたときはパラダイスでした。食べ物で悩んだことは一度もなくむしろタイ料理がいつも恋しいくらいでした。

ニューオーリンズまであと20日。食べ物に負けずがんばらねば。舌がおかしくなりそうだ。。。

2011/07/29

ルイジアナ州ラストン市 Ruston, Louisiana

来たー!ニューオーリンズーーーー!と言いたかったのですが残念。。。

今、私はルイジアナ州のラストンという街で英語に慣れるために語学学校に行っています。
特にロータリー財団やチュレーン大学から語学学校に行くことを要求されたわけではなく自分の意志できました。

本当はニューオーリンズで語学学校があればそちらにいっていたのですが、ニューオーリンズでは4週間コースの語学学校はなくニューオーリンズから一番近くにあったラストンで勉強しています。

ラストンはニューオーリンズからバスで8時間くらいの小さな町です。ルイジアナ工科大学という大学付属の語学学校に通っています。田舎の町で本当に何も娯楽がありません。あるのは学校だけ。。。
お金を節約するのにはいい場所かもしれません。

                      ルイジアナ工科大学構内

最初に語学学校に行こうかどうか迷ったのですが、やっぱりきてみてよかった!
いきなりチュレーンで授業をとることに不安があったので少しは解消されるのではないかなと思います。

来月には大学院に行くことを語学学校の先生に話したので、それようのカリキュラムを組んでくれ、ルイジアナ工科大学の看護学部の授業も受講し英語で授業を受ける練習する予定です。

学校生活には問題ないのですが、問題は食べ物!

ラストンでは当然アジア食も手に入るはずはなく、毎日学校の学食。そしてこれがあまりおいしくない。ご飯の量が多いし、しょっぱいし、脂っこい。このままだと確実に太ります。どうしよう・・・・!


                           お昼ご飯

2011/07/27

Niagara Falls

ナイアガラの滝

はじめてナイアガラの滝をみてきました!

写真でどんなに大きいものか伝えられませんが本当に壮大でした。
暑かったので自然のシャワーを浴びて涼むことができました。
                        セイリア夫婦と私

滝をみたあとは公園でセイリア夫婦とピクニックしながらのんびりしているとかわいいリスを発見!

セイリア夫婦のおかげでこの3日間本当に充実した時間を過ごすことができました。
セイリア夫婦の友達(カレン族)にも会いビルマ料理を食べました。彼らの作ってくれたビルマ料理も最高でした。

特にセイリアの旦那さんとははじめて会いましたが優しい旦那さんです。

実を言うと体調は良いのですが米国に来てからなぜか咳が止まらず困っていました。今はおかげさまで元気です。
私のことを心配し、私が寝ている間セイリアの旦那さんは朝早くに薬局へ行き、私のために薬を買ってきてくれました。

私はバッファローを去り、今ルイジアナ州のラストンという街にいます。彼らの優しさが私の心へしみ、彼らを恋しく思うことは間違いありません。セイリア、イグニシャス本当にありがとう!

Niagara Falls
  It was my first experience to see the Niagara Falls. I could not express on the photos how spectacular the Falls were. It was very hot day and natural shower made me cool.
  After we enjoyed the Niagara Falls, we picnicked and relaxed at the park. Then we found a cute squirrel!
  Thanks to Ceilia and Ignatius, Celia’s husband, I spent wonderful 3 days. I met their Karen friends and they cooked Burmese food for me. Their Burmese food was perfect.
  I did not know Ceilia’s husband before I came to US, but he is a very kind husband. Actually, I had been suffering from cough since I arrived at US. He was worried about my health. While I and Ceilia were sleeping in the morning, he went to pharmacy and bought medicine for me. He is sweet.
  I left Buffalo and am in Ruston, Louisiana. I’m missing them a lot.
  Ceilia, Ignatius, Thank you very much!
 Aiko



2011/07/23

Buffalo, NY

昨日無事にニューヨーク州にあるバッファローに着きました。バッファローはニューヨークシティから飛行機で1時間半ほどの場所にあります。ナイアガラの滝で有名な場所です。

私がこのバッファローに来た理由は元メータオ・クリニックでメディカルスタッフとして働いていた私の友人のセイリアに会うためです(詳しく彼女のことを知りたい方、「タイ・ビルマ国境難民診療所、女医シンシア・マウンの物語」をご購読ください!特に第5章は要チェック!)

彼女の存在は私が難民問題にかかわる大きな原動です。

彼女はビルマ・カレン族の難民としてタイ・ビルマ国境の難民キャンプから第三国定住として米国へ来ました。第三国定住とは難民キャンプなどで生活する難民を別の国が受け入れる制度のことです。日本は昨年度からビルマ・カレン族難民を対象に第三国定住を始めました。

彼女は3年ほど前に米国に移り住み、旦那さんと一緒に暮らしています。昼間は短大に行き夜はレストランでアルバイトをしています。旦那さんは先に短大を卒業し日中は帽子を作る工場で働いています。

                      ビルマ料理を作るセイリア

素敵な家、車を買い米国で普通に暮らす彼らに正直驚きました。難民キャンプでは竹の家に住み雑魚寝で家族とともに過ごしていた彼らが洋風の家に住みベッドで眠る。

「メータオ・クリニックでは貧しい生活しかできなかった。タイ警察を恐れ許可書なしには外出することはできなかったけれどここには自由がある。」

そういった彼女には以前よりも自信が満ち溢れているような気がしました。

明日はセイリア夫婦とナイアガラの滝に行く予定です。晴れますように!

               ナイアガラ川(橋はカナダへとつながっています)

  I arrived at Buffalo, NY in safety yesterday. It took for one and a half hours to Buffalo from Manhattan, NY. Buffalo is well known about the Niagara Falls. The main reason why I came to Buffalo is to meet my friend, Ceilia who used to work at the Mae Tao Clinic with me as a medical staff.  Her existence triggered me to think about refugee issue.
  As a Karen refugee, she resettled in US from the refugee camp, located on the Thai-Burma border. The Resettlement involves the assisted movement of refugees who are unable to return home, to safe the third countries such as US, Canada and UK. Japan government has started to accept Karen refugees since last year.
  She came to US three years ago and lives with her husband. During the daytime, she has studied at the community college and has worked at  restaurant as a part time job. Her husband graduated from the community college and works at the factory produces the hat.
  They purchased a nice house and car in same way American people do. I was surprised how different her life was. When they lived in the refugee camp, they stayed at the bamboo house and slept on the floor with their family but now they're living in the Western house and lie down on the bed.
  "I was poor at the Mae Tao Clinic. I was always afraid of Thai police and without any documents, I could not go to outside, but here is freedom in US" Ceilia said. I found that she is more confident in herself than before.
  I'll go to the Niagara Falls with Ceilia and her husband tomorrow. I hope the weather clears up!

2011/07/21

マンハッタン・NY

キターーーー( ゚∇゚ )ーーーー !!!!! ニューヨークーーーー(>_<)ーーーー!!!! 
↑書いてみたかった(照)

乗り換え、乗り換え(関西空港→香港→バンクーバー→ニューヨーク)で日本時間18日18時出国したのに日本時間19日20時着(米国19日7時着)にやっと米国に着きました。格安航空券おそるべしです。

ニューヨーク州にはおよそ1週間滞在します。2泊3日がマンハッタン。3泊4日がバッファローです。
ニューヨークに来た目的はニューヨーク州バッファローにいる友達に会うためです。でもその前にせっかくだからと思いマンハッタンに訪問しました。私のブログが旅行記になりつつありますが来週の月曜から勉強します!

憧れの街。ニューヨーク。昔から住んでみたかった場所に来れて幸せです。
大好きなAlicia KeysのStreets of New York、Empire State of Mindの曲等が頭中を駆け巡ります。

以下は写真で私のニューヨーク観光スポットをご紹介します。

                TOSHIBA画面がまぶしいタイムズスクエア

                       ブルックリン・ブリッジ

小さいけど自由の女神(スタテン島行きフェリーより)

                 ワールドトレードセンター跡地前の公園。
(こんなところでテロがあったなんて考えもつきません。周りは高層ビルで新宿都庁前みたいな雰囲気です。今年で9・11から10年目を迎えます。)

私の将来の職場・国連本部(嘘です!ミーハーなだけ。汗)

国連本部内である見学ツアーにも参加しました!大人16$です。ペルー人のイケメン国連職員さんに案内してもらいました(ジョニー・デップ似だったんです!写真がぶれて残念。国連の話よりもお兄さんに見惚れてしまうミーハーな私。汗)。国連の成り立ちから活動まで幅広く説明してもらいました。武装解除、地雷撤去、平和構築、ミレニアム開発目標など等展示を通して聞きました。

               テレビでおなじみ国連総会のホールもみましたよ!

                       最後にハドソン川と夕日

米国に来てみて感動したこと、疑問に思うことがたくさんあってこの1日のブログで書ききれませんが、感動したことのひとつとして、英語。みんな英語が通じる!当たり前なんですがアジアばかりを旅行していた私にとってはとても不思議な感じです。欧米人にサーブされるなんてとても変な感じ。米国に行くのは初です。唯一欧米諸国へ行ったのは18歳で旅行に行ったカナダだけなのであまり記憶にありません。

ニューヨークの雰囲気が独特なのかわかりませんがみんなが生き生きとしている気がします。同じ都会でもどこか東京と雰囲気が違う。公園でチェスをする人、絵を描く人、ランチをする人たちなど。

そしてひとつ疑問に思うこと。「トイザラスはどこですか?子どもにおもちゃを買おうと思って。」「バスは今出たとこ?今でたなら永久に来ないわ!」「地下鉄はどこですか?」など等話かけ尋ねられることが多い!たまたまなのかニューヨークが観光地だからなのか、米国だからか。

またもうひとつの疑問はなぜクリーニング店のオーナー、スタッフはアジア人が多いのでしょうか?素朴な疑問です。日系っぽい方々ばかり。戦前の歴史も関係しているのかしら?

最後に一番不思議なこと。旅行ではなくてこの新しい国で私はこれから1年以上は住むことになります。なんだか不思議な感じがします。

2011/07/18

出国します。

今関西空港です。出国まであと1時間を切りました。最後の最後までばたばたしていました。あげくの果てにパソコンの充電器を忘れ空港で買うはめに。とほほです。8千円もしました(涙)。

サッカーのなでしこJAPANがワールドカップで金メダルをとった日に出国とはなんとも光栄です。小さな日本人の女性たちが夢を勝ち取ったことに感動し勇気をもらいました。

私もこれからが勝負です。

はじめての地で新しいことに挑戦する。とてもエネルギーがいることです。そして年々年をとることに挑戦することを億劫に感じてしまいます。

日本を襲った未曾有の東日本大震災で苦しんでいる被災地の方々がいるのに悠長にアメリカに行っていいものか。またタイのメータオクリニックでは難民というステータスから移動を制限しいられている人々がいるなかで米国で勉強するという選択肢をもつ私。

後ろ髪ひかれる思いがないとは言えません。それでも言い訳かもしれませんが、この生かされた命に感謝し社会に貢献していきたい。

「あいこには自由がある。私たちの苦しみを世界の人々に伝えて。」

ビルマ難民の友達が私に言った言葉。

自分の可能性を信じ未来を切り開いていきたいと思います。

それでは行ってきます!

2011/07/10

メータオ最後の日

メータオ・クリニックがあるメソトから離れる日がきました。本日の夜、夜行バスに乗ってバンコクへ戻ります。クリニックの皆、メソトの友達と離ればなれになり、ビルマ・タイ料理が食べられるなくなると思うと寂しくて帰りたくなくなります。
私の大好物のカオ・ソイヌードル。学校保健スタッフの奥さんが作ってくれました。

昨日は久しぶりに私たちが支援しているHope学校、またBest Friends学校を訪問しました。土曜だったので学校は閉まっていましたが寄宿舎で暮らす生徒は何人かいました。

Hope学校では学生数が200人近くになり今の建物だけではスペースが足りないようです。トイレも200人に対して2つのみ。メータオ・クリニック支援の会が改修した校舎や、寄付したジェネレーターポンプ、机などは健在でした。

BestFriends学校は以前あった場所から引越しをし、建物を建て直しました。以前あった場所はタイコミュニティーとうまく行かず、タイ警察からの逮捕を恐れ、移民学校周辺の村の人たち、生徒たちが森に隠れ避難するという緊急事態となりました。私がクリニックで働いていたときに水などの緊急支援をしたこともあります。今のBestFriends学校がある場所はコミュニティーとうまく行っており比較的に落ち着いているようです。
BestFriends学校の寄宿舎で暮らす子供たち。

今回の訪問で感じたこと。メータオ・クリニック、その周辺メソトの町が目覚しく発展しています。クリニックでは新しい建物が立ち、メソトには外国人用カフェ、ゲストハウスが並び商業も発展しているように思います。現在クリニックでは初診の患者さんから20バーツ(60円ほど)いただいていますが、そのほかの患者さんの診察代は無料です。何万人という人々の医療を支えるクリニックがはたしてこのまま無料診療を続けてよいのか疑問に思うことがあります。急成長を遂げるタイ側で働く移民労働者には診療費の請求を課すことをそろそろ考える必要があるのではと感じさせられました。マイクロファイナンスを導入していく時期にクリニックが来ているのでは・・・そんなことを考えていました。
3日前感染予防の会議に出席しました。メータオ・クリニック支援の会(JAM)の紹介もしました。

未熟児室にいた両親に捨てられた赤ちゃん。親戚が面倒みていました。