2012/03/02

進路。1年後の私はどこに・・・

Mardi Grasの祭りモードだった街も平和に戻り穏やかになりました。ニューオーリンズは日中気温が上がり摂氏25度。半袖です。気候が気持ちよい今日この頃。

私の勉強のほうは、前学期よりも授業になれたせいか、忙しいですが落ち着いて勉強している気がします。相変わらず授業の予習のリーディングは多く、グループワーク、宿題も多いですがなんとか生きています。早朝フランス語クラスも続けています。去年の11月末~12月初旬は瀕死状態だったけど。

最近したプレゼンのことや、今のグループワークでの悩みなどをここで書きたかったのですが、今日はもうここ2~3週間は悩んでいる進路について書きます。

当初入学した時は2年間プログラムで終わらせるつもりだったのですが、勉強は思ったよりも計画通りに進み12月に卒業できる見込みです(1年半のプログラム)。

そこで気になるのは卒業後の就職。

MPHを取得すれば日本国内NGO、国際NGO、JPO派遣制度(外務省が若手の邦人職員を国際機関に派遣する制度)、国連ボランティア等、今後の進路が今よりも広がることになります。

いろいろ条件があるのですが、MPHに加え、私は途上国2年間の経験、日本の病院での5年間の臨床経験、熱帯医学研修課程の修了等より上記の就職枠に応募できる資格があります。

JPOは年齢制限(35才以下)があり、以前からMPH取得見込みとしてこの春JPOの出願をしようと思っていました(まだ今も迷い中)。締切は5月半ばまでです。

ただなぜか踏み出せないことが。。。

それはこれから就職するのをやめてこの大学で博士課程(Ph.D)に進学しようかなどと思いはじめたからです。

理由を簡潔に述べると
①今の私の知識や英語能力で国際機関に働くのは難しいのではと思いはじめたこと。

②Ph.Dはいつか取りたいと思っていたけれど、年齢を重ねていくうちに勉強することがつらくなっていくのではないかと思うこと。

③MPH後帰国して何年か後に渡米する意欲とその煩雑なプロセス(ビザ、保険、書類の準備など)を考えると、アメリカの今いるうちに進学してしまったほうがよいのではないかと思うこと。今私がもっているのはF-1ビザという学生ビザで5年間有効(このままPh.D進学に使えます)。

④チューレン大学の博士課程(コースワークのみ)は学費免除であること。無料なのです!

⑤専門性(私は公衆衛生の中でもMigration, Complex emergenciesを専門にしたいと思っています)をPh.Dで高めたいと思ったこと。Ph.Dを持っていたほうが国際機関等の就職に有利。

⑥チュレーンの私のアカデミックアドバイザー(指導教授)がMigration, Immigrant Health, Disasters & Healthを専門としており(タイはリサーチエリア!私が働いていたメータオ・クリニックにも詳しいです)、今後もアドバイザーのもとで博士の学生として勉強したいと思ったことなどが理由です。アカデミックアドバイザーは現在57歳。あと何年チューレンにいるかわかりません。まだまだ元気だけど。

でも博士に進学するってそう簡単なことではありません。またGREという恐ろしい(!)米国の英語のテストを受験しなければならないし、取得まで平均4~5年間かかるらしいです。私何歳になるんだ?婚期を確実に逃す・・・。うちの大学は論文を3本くらいパブリケーションをしないと卒業させてくれないらしい・・・・。そしてMPH後の私の財産はすっからかんになってしまうのでいくら、学費タダとは言えどもTA(Teaching Assistant)やRA(Research Assistant)をしなければ生きていけません。そんなことできるのか。おそらく日本の奨学金をまた探さねばなりません。

この今の胸の内をまだ私のアカデミックアドバイザーに話していません。中学生女子が好きな男の子に告白をするように緊張します(例が思いつかない・・・)。私の気持ち受け入れてくれるかしら。。。

ひとまず今は今学期のアカデミックアドバイザーの授業(Population Studies)でいい点を残せるようにがんばらなければと思います。頑張りを見せ、中間テスト後くらいに話をすることができればと思っているのですが。アピールです。

誰か私の人生をサイコロでふって決めてほしい気持ちです。このブログも当初2年の予定が5年くらい書くことになるやもしれません。。。





0 件のコメント:

コメントを投稿