2011/07/10

メータオ最後の日

メータオ・クリニックがあるメソトから離れる日がきました。本日の夜、夜行バスに乗ってバンコクへ戻ります。クリニックの皆、メソトの友達と離ればなれになり、ビルマ・タイ料理が食べられるなくなると思うと寂しくて帰りたくなくなります。
私の大好物のカオ・ソイヌードル。学校保健スタッフの奥さんが作ってくれました。

昨日は久しぶりに私たちが支援しているHope学校、またBest Friends学校を訪問しました。土曜だったので学校は閉まっていましたが寄宿舎で暮らす生徒は何人かいました。

Hope学校では学生数が200人近くになり今の建物だけではスペースが足りないようです。トイレも200人に対して2つのみ。メータオ・クリニック支援の会が改修した校舎や、寄付したジェネレーターポンプ、机などは健在でした。

BestFriends学校は以前あった場所から引越しをし、建物を建て直しました。以前あった場所はタイコミュニティーとうまく行かず、タイ警察からの逮捕を恐れ、移民学校周辺の村の人たち、生徒たちが森に隠れ避難するという緊急事態となりました。私がクリニックで働いていたときに水などの緊急支援をしたこともあります。今のBestFriends学校がある場所はコミュニティーとうまく行っており比較的に落ち着いているようです。
BestFriends学校の寄宿舎で暮らす子供たち。

今回の訪問で感じたこと。メータオ・クリニック、その周辺メソトの町が目覚しく発展しています。クリニックでは新しい建物が立ち、メソトには外国人用カフェ、ゲストハウスが並び商業も発展しているように思います。現在クリニックでは初診の患者さんから20バーツ(60円ほど)いただいていますが、そのほかの患者さんの診察代は無料です。何万人という人々の医療を支えるクリニックがはたしてこのまま無料診療を続けてよいのか疑問に思うことがあります。急成長を遂げるタイ側で働く移民労働者には診療費の請求を課すことをそろそろ考える必要があるのではと感じさせられました。マイクロファイナンスを導入していく時期にクリニックが来ているのでは・・・そんなことを考えていました。
3日前感染予防の会議に出席しました。メータオ・クリニック支援の会(JAM)の紹介もしました。

未熟児室にいた両親に捨てられた赤ちゃん。親戚が面倒みていました。

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