2011/08/04

Cooking Night

昨日は私を含む留学生とルイジアナ工科大学で勉強する栄養科の大学院生たちと韓国料理を作るイベントがありました。時折ルイジアナ工科大学で勉強するアメリカ人の学生たちと交流する機会があります。おとといは心理学の授業で留学生がよばれ、リサーチのひとつとしてインタビューを受けました。

今回のCooking Nightでははもちろん韓国からの留学生が手本をみせながら作ることに。唯一1人の韓国人の彼女はひどく緊張していたようですが、私はかなり満足しました。アジア料理を久しぶりに食べることができ大満足です。みんなでプルコギを作りました。

私のクラスでは留学生の半数近くがアジア人ですが、彼らといるととても落ち着きます。やっぱりアジアの友人って感じがして。みんな顔が似ているし、かもしだす雰囲気が似ている気がします。

私がタイのメータオクリニックで働いていた時もいろんな国からのボランティアと出会いました。台湾、フィリピン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランスなどなど。その中でも私はアジア出身の友達といる自分が一番本当の自分に近いような気がしていました。英語がお互い母国語ではないという点が大きいかもしれませんが生活スタイルから場の空気を読むとこまでなんとなく似ておりほっとしている自分がいました。

私が日本にいてとても残念だと思うのがあまりにも日本人はバイアス(偏見)をつくりがちです。かの有名M女優の旦那さんであるT男優がFテレビ局で韓国ドラマを流しすぎで日本が浸食されているなどと発言し論争を招いていることは皆さんご存知だと思います。

私としては別に韓国ドラマを流そうがハリウッド映画を流そうが対して変わりがない気がします。ハリウッド映画なんか毎週のようにテレビの夜の映画ロードショーで流されていませんか?グローバル化、情報社会の今、どこの国のドラマや映画を流そうが不思議ではありません。むしろお隣の韓国のことを知れて私はいい機会なのではと思います(別に私が韓流映画やドラマを好んでいるから言っているじゃありません)。韓国や台湾、他の国では日本のドラマはしょっちゅう流されています。「のだめカンタービレ」「木村拓哉」等みんなよく知っています。

私の意見に反論する人は果たしてどのくらい韓国の人とふれあい、日本の文化や伝統を重んじるのか聞きたいくらいです。

また日本の中で「あの旅行団体は中国人の団体だ。うんざりする。日本がのっとられる」などと思っている人はいると思います。

“中国人”“韓国人”だからなどと定義づけをするのはなんだか変な感じがします。ステレオタイプに過ぎない。

私はこのラストンにきた初日、中国人の留学生に寮を案内され、荷物を運んでもらったり
買い物につきあってもらい。部屋のセットアップも手伝ってもらいました。翌日も中国人の友達から電話があり「あいこ、困っていることはない?いつでも呼んでね。」と声をかけてくれました。今もクラスメートの別の中国からの友達とお昼を食べたりしています。日本人の友達と同様に手を振り、目があえば挨拶します。

中国“人”、韓国“人”、台湾“人”、ベトナム“人”どこの国で生まれ、育ったかが違うだけでみんな同じ人。大切なアジアの友人です。

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